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切ない恋の物語 

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中学時代(過去)166

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/24 07:34:13

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諒太の言葉に


胸の奥から
何かが溢れてくるのがわかった。




けれども



その口調はとても重々しく



素直に喜べる雰囲気ではなかった。


彼にとっては
私が好きだからキスをしたという 
単純な事ではなくて


自分で自分の気持ちがわからないまま
衝動的にしてしまったと…


その事がきっかけで
後ろめたささら
私に対してどう接していいのか
わからなくなってしまった…と 


彼は、申し訳なさそうに言った。



「俺……サイテーだよな。」



ドア越しの彼の声は


いつもの元気さはまるでなくて


ただ、後悔の気持ちだけが伝わってきて


とても…悲しくなる。




「私は…


これからどうすればいい?



正直、このまま



諒太とギクシャクしてるのは嫌だよ。」



「………俺だって同じだよ。


でも…今は正直


まゆと話すのは…辛い。」



「……そんな、、、」



「……少しだけでいいから…



時間が欲しい。」



「時間…?


何の為の時間?」


 
私の質問に



彼は、はっきりと答える事はしなかった。



ただ、遠まわしに
私と距離を置きたいとだけ言ってきた。



「私は……何も気にしてないよ?」



「無理…すんなよ。」



「無理じゃ…ないよ。」



「嘘つくなよ!!」



少しイライラしたような声



今まで


怒鳴ったり大きな声で怒った事なんて
一度も見た事なかったから


思わず怯んでしまった。



「……好きな奴…いるんだろ?」


「え?」


「……佐竹に聞いた。」


「あ……それは、、、


違う、、、、」


「違うって、あいつに嘘ついたの?」


「いや、、、そうじゃなくて、、、」



うまく言えない自分がもどかしい。



諒太の事が好き…



言いたいのに



威圧的な彼の声に



…何も言う事が出来なかった。





*

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