ブログランキング40

ジンさんのセックス~時々 妄想

昔のエロ話書いてます!妄想あり。あの人と再会したら?官能&恋愛小説も書いてます!

  • 記事数 1369
  • 読者 2182
  • 昨日のアクセス数 8350

小説)女心と空模様171

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/23 10:57:24

  • 125
  • 1

あんなに流れた涙は止まってきた。

不安になってもダメだ……
まだ決まった訳じゃない……

少し冷静になってくる。

大丈夫……大丈夫……

何に対しての大丈夫なのか……自分に言い聞かせるように、何度も心の中で唱える。


部屋のインターホンが鳴った。鍵を開けると、慌てた様子の彼の顔。
「大丈夫か?」
私の顔を胸に抱き、髪を撫でた。その手は温かく優しく、私をいたわるように撫でた。止まったはずの涙はまた溢れてきた。
「何がそんなに悲しい?大丈夫……俺がいるから」
見上げた彼は穏やかに笑っていた。

ああ……そうか……もう一人じゃない……
一人じゃないんだ……

不安が消えたわけではない。でも、何か大きなものに包まれている安心感が、私の涙を止めた。
「落ち着いた?」
彼の胸から顔をあげる。
「うん…」
「じゃあ、中で話そうか」
部屋の中へ彼と入る。

「とりあえず、なんか食べるか…色々買ってきたぞ!」
彼の手にはデパ地下の紙袋。小さなテーブルを囲んで、その中身を出していく。
「ほら…これ好きだろ?」
そう言って彼が出したのは、たくさんの魚介が入ったマリネ。
「覚えててくれたの?」
「お前のことは何でも覚えてるよ」
一緒に買い物をしたとき、そのお店の前で話したことがある。その日は売り切れで買えなかったが、そこのマリネがとても美味しいと。
「…ありがとう……嬉しい!」
彼が私を想ってくれていることに、とても嬉しくなる。目頭が熱くなる。
「……なんだよ…泣くなよ…ほれ」
彼は私にテッシュを渡してくれた。涙を拭いて、鼻をかむ。
「スッキリした?」
「した」
彼は優しく笑った。

同じテーマの記事

コメント1

しおりをはさむ

  1. アリーさん(44歳)ID:5651131・11/23

    ケイコちゃん本当ユウマに愛されてますね❤

関連するブログ記事

  1. この日も彼は激しく私を抱いた私の躰を熟知している彼...

  2. 「もう……会えないの?」 「……そんなわけないだろ?...

  1. 彼は新しいプロジェクトに燃えているようで私に仕事の話は熱心...

  2. 今日は彼に合わせて、赤ワインをいただく。 ...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/10 編集部Pick up!!

  1. 浮気疑惑と夫の発言で虚しくなる
  2. 若い上司と仕事するのが辛い
  3. 彼に退職金の700万使い込まれた

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3