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俺のものにしたい version B

恋ってステキ♡フィクションラブストーリー

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親友を信じたい気持ち

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/23 01:46:21

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「ホンッット!あり得ない!!
騙された気分だわ!!」


あの日の出来事を思い出したら、ふたたびマイミの
腑が煮えくりかえってきた。


「…しかしなんでまたセフレの女が急に?
まさかまだ関係が続いてるワケじゃねーだろ?」


「知らないわよそんな!
逆にこっちが聞きたいくらいだよ!」


「…ん〜…セフレたちとはずいぶん前に切ったって
言ってたケドなァ…。」


「でも関係続いてなきゃ家に来ないでしょ!?
私に隠れてこっそり浮気してたのよ絶対!」


「…………………。」


思い返せばハヤトはマイミを好きになってからチャラ男
卒業宣言をして、ショウヘイの前で女のアドレスまで
消した。


それだけの覚悟とみて、ハヤトを少し見直しただけに
ショウヘイはヤツがまだセフレと関係が続いてる
とは、にわかに信じられないでいた。


「…まぁ、今更別にどーでもイイケド!!
もう別れたんだし!!

好き勝手女遊びしてればイイんだ!!知らない!!
浮気する男サイッテー!!」


「アイツ…せっかく姉ちゃん一筋って意気込んで
少しはマシな人間になったかと思ったケド
また昔のアイツに出戻りか。」


「…人間、そう簡単には変わらないよ…。」


「…………………。

つか、ルナは?
ハヤトのことめちゃめちゃ気に入ってたじゃん。
なんて説明したの?」


「言ったよ。

ハヤトお兄ちゃんは遠い所に行っちゃったから
もう逢えないって。」


「遠い所って…。
確かに心はスゲー遠く離れていったケドも。」


「かえってこれで良かったのよ。

…ルナの父親になってからこんなことが起きたら
きっとルナの心もすごく傷つくだろうし。」


「結婚する気だったんだ?」


「…………いずれは…って思ってただけだけど。

…悪い?」


「……別に。」


マイミはドリンクバーで淹れてきたコーヒーを
一口啜り、ショウヘイはコーラをストローで
チューっと啜った。


「……………………。」


憂い帯びたマイミの瞳から一粒の涙が、
彼女の手の中のコーヒーカップの中にポトリと
こぼれ落ちた。


「泣いてんのかよ。」


「…………泣いてない。」


「ウソつけ。」


「グスッ…だから泣いてないもん。」


「…………あっそ。」


「…………………。」


「はぁ〜!

姉ちゃんもアイツもさー…もっと素直になれよ。」


「…………………?」


「喪失感500%な顔すんなら、もっとよく
二人で話し合えば良いんじゃねーの?
感情的になって別れても良いことねーよ。」


「感情的じゃないもん…。」


「さっきの姉ちゃんの話聞いてると、被害妄想が
一人歩きしてるように思えたぜ?

よくアイツと話し合ったのかよ。」


「……は、話し合ったわよ。」


「姉ちゃん一人で怒って別れた気でいんじゃね?」


「だ、だって、ハヤトくんからももう何も連絡
来なくなったし…。」


「事件の後、二人で会って話したのか?

ちゃんと面と向かって別れ話したのかよ。」


「………………面と向かってなんてムリ。」


「だから結果後悔してんだよ。
理性より感情が勝ったんだな。
落ち着いて冷静に話し合ってればまた結果は
違ってたかもな。」


「落ち着いてなんて…ムリだよ。」


「じゃあオレも間に入るから、ちゃんと顔合わせて
話し合えよ。
それから別れるか別れないか決めればいーだろ?」


「……入らなくていいわよ!

ふ、二人で話すから…!

てゆーか。なんでそんなに今日はお節介なのよ…。
いい迷惑。」


「こっちがいい迷惑だよ。
現にアイツ仕事に支障きたしてんだよ。
早く前の調子に戻ってもらわないと会社でも
困んだよ。」


素直じゃないショウヘイらしい口実。


「とりあえず、今日は無理だから近日中に
都合つく日連絡して。

そしたらアイツのこと呼び出すから。」


「…わかった…。」


「じゃ。」


半ば強引にマイミとの約束を取り付け、
ショウヘイは先にファミレスを後にした。

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