ブログランキング35

【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。くれぐれもご注意ください。

  • 記事数 2442
  • 読者 583
  • 昨日のアクセス数 6302

丁寧に【363】

しおりをはさむ

テーマ:小説 > BL

2016/11/24 16:32:53

  • 30
  • 0

★ボクはそれでも恋をする★       





タクミにドッと疲れが押し寄せてくる。


「ボクの徹夜はどうなるの?でもまあ、
経営の勉強にはなったけどね」


グッと背を伸ばし、上体を後ろに反らせる
と、頭がクラ~っとした。


「おっとっと。こんなことでへこたれ
ないぞ。張り紙書かなくっちゃ」


コピー機からA4の紙を出し、マジック
ペンできゅきゅきゅとかき上げる。


「下手くそだな……」


もう1枚紙を出し、書き直す。


「ん~~難しい。もっと丁寧に……ん?
丁寧に……」


タクミの耳にある言葉が蘇ってきた。


『タクミ、下手でもいいから、もっと
丁寧に書け』


「ユウジさん……そっか、丁寧にか……」


3枚目をテーブルに広げ、丁寧に書く。
書き終え、紙を目の高さに持ち上げた。


「いいねぇ~、我ながらいい出来栄えだ。
ユウジさん、どうですか?」



『やりゃ~できんじゃん。その調子だ』


なんだか褒められたような錯覚に陥り、
満足げにニンマリと笑った。

それを店のドアに貼り、写メする。


「アスカさんに送っとこっと。ポチ」




ピロロロン←はやっ


『上手に書けてるわ。100点あげる』

「やったぁ」


不安と淋しさがうすれ、気持ちがちょっぴり
浮上した。


ピロロロン


追ってもう1通。


『従業員には一斉メールしといたわ』

「さすが、アスカさん。ぬかりがない」


タクミは面会時間が来るまで、事務所で
仮眠をとることにした。

ソファに寝転がり、ホストが使っている
ブランケットをかぶり目を閉じる。


「スピー、スピー」


3秒で寝入った。







同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. was sure having… Girls Time…...

  2. 嶋め

    06/07

    シマジロウ、中和剤(の役割を果たしてない)波野の仕事引き受け...

  1. 「表に立って華々しい活躍をしている人はいいんだ。それより...

  2. It was devastating news - powe...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

11/21 編集部Pick up!!

  1. 不倫相手と関係切れていなかった
  2. ママ友に苛々した出来事トップ3
  3. 作ったご飯を毎日こっそり戻す夫

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3