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Hypnotic

藤田先生と千晴編。

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/11/21 23:14:18

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おかしいな。美咲ちゃん、どうしたんだろう…
何かあったのかな。

いい加減様子を見に行こうかと思った時、村上先生が部室に入ってきた。

「屋上開けますよ。各自、貴重品は持って」と指示を出す先生。

「美咲ちゃんは?」

みんな席を立ち始めている中、先生に尋ねたが首を傾げている。

「小谷?知らないけど…どうしたんだ?」

「調理室の鍵返しに行ったきりで…。ちょっと見てきます」

「ああ、気をつけて、俺も後で行くよ」


階段を下りながら美咲ちゃんに電話を掛けた。一応廊下にも灯りはついているのだが、古びた校内はホラー映画に出てきそうな怖さがある。
いくら掛けても繋がらない電話に、胸騒ぎがした。

1階にある調理室まで行っても、誰もいない。

まさか家に帰ったなんて事はないだろうし。職員室で他の先生と話してたり?
いろいろと可能性を考えながら歩いていたら、ふわりと煙草のにおいを感じた。


教員用の喫煙所はここから正反対の校舎にある。
この場から近いのは、体育館。


嫌な予感がした。
この前千晴が、小林先輩たちに呼び出されたと話していたからだ。

藤田先生が近くにいて、事なきを得たらしいけれど、美咲ちゃんももしかして!

あの秘密基地―――夜になって、あんな所に連れ込まれたら誰も気付いてはくれない。

私は、体育館裏まで走った。




どんどん煙草の匂いが強くなる。
角を曲がったら、そこには小林先輩と、顔の知らない大柄な先輩と、美咲ちゃんがいた。

「あっ、碧先輩っ…」

美咲ちゃんが泣きそうな顔で走ってきた。小林先輩たちは、ニヤニヤしながらこっちを見ていて、そのふざけた態度に腸が煮えくりかえってきた。

「美咲ちゃんに何してるんですか!?」


小林先輩は、咥えていた煙草を地面に吐き、踏みながら火を消した。

「うるせーなぁ…お前には情けをかけて、ターゲット外にしてやってんだからいいじゃん。そのミサキちゃんは結構乗り気だったよ」


……ターゲット?乗り気?

私の後ろで震えている美咲ちゃんに、
「美咲ちゃん、先生呼んできて。誰でもいいから」と言うと、彼女は目に涙を溜めながら走りだした。


「碧ちゃん、かっこいー♪じゃあ碧ちゃんが代わりに咥えてよ」

大柄が、汚らわしい己の局部を指差しながら、へらへらと笑う。

美咲ちゃんに何させてたの…!?

ゾッと背筋が凍った。

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