ブログランキング15

Fictions

ありがとうございました。3月中に退会します。

  • 記事数 397
  • 読者 2041
  • 昨日のアクセス数 21078

テーマ:小説 > 官能小説

2016/11/21 23:14:18

  • 173
  • 0

おかしいな。美咲ちゃん、どうしたんだろう…
何かあったのかな。

いい加減様子を見に行こうかと思った時、村上先生が部室に入ってきた。

「屋上開けますよ。各自、貴重品は持って」と指示を出す先生。

「美咲ちゃんは?」

みんな席を立ち始めている中、先生に尋ねたが首を傾げている。

「小谷?知らないけど…どうしたんだ?」

「調理室の鍵返しに行ったきりで…。ちょっと見てきます」

「ああ、気をつけて、俺も後で行くよ」


階段を下りながら美咲ちゃんに電話を掛けた。一応廊下にも灯りはついているのだが、古びた校内はホラー映画に出てきそうな怖さがある。
いくら掛けても繋がらない電話に、胸騒ぎがした。

1階にある調理室まで行っても、誰もいない。

まさか家に帰ったなんて事はないだろうし。職員室で他の先生と話してたり?
いろいろと可能性を考えながら歩いていたら、ふわりと煙草のにおいを感じた。


教員用の喫煙所はここから正反対の校舎にある。
この場から近いのは、体育館。


嫌な予感がした。
この前千晴が、小林先輩たちに呼び出されたと話していたからだ。

藤田先生が近くにいて、事なきを得たらしいけれど、美咲ちゃんももしかして!

あの秘密基地―――夜になって、あんな所に連れ込まれたら誰も気付いてはくれない。

私は、体育館裏まで走った。




どんどん煙草の匂いが強くなる。
角を曲がったら、そこには小林先輩と、顔の知らない大柄な先輩と、美咲ちゃんがいた。

「あっ、碧先輩っ…」

美咲ちゃんが泣きそうな顔で走ってきた。小林先輩たちは、ニヤニヤしながらこっちを見ていて、そのふざけた態度に腸が煮えくりかえってきた。

「美咲ちゃんに何してるんですか!?」


小林先輩は、咥えていた煙草を地面に吐き、踏みながら火を消した。

「うるせーなぁ…お前には情けをかけて、ターゲット外にしてやってんだからいいじゃん。そのミサキちゃんは結構乗り気だったよ」


……ターゲット?乗り気?

私の後ろで震えている美咲ちゃんに、
「美咲ちゃん、先生呼んできて。誰でもいいから」と言うと、彼女は目に涙を溜めながら走りだした。


「碧ちゃん、かっこいー♪じゃあ碧ちゃんが代わりに咥えてよ」

大柄が、汚らわしい己の局部を指差しながら、へらへらと笑う。

美咲ちゃんに何させてたの…!?

ゾッと背筋が凍った。

同じテーマの記事

  • 502/14
  • 1902/21
  • 302/16
  • 602/15

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. 「あっ、先生!」声を掛けると、先生は首をコキコキ鳴らして...

    Fictions

    • 80
    • 0
  2. 146

    11/22

    大柄は、スマホを弄るとわざとらしく溜息をつく。「楽しい撮...

    Fictions

    • 150
    • 2
  1. 8

    10/03

    「…ま、いいや。白川が困っていることはわかったよ。じゃあ、入...

    Fictions

    • 117
    • 0
  2. いつものように公園を通って帰っているとき、少し離れた場所で高...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

3/30 編集部Pick up!!

  1. 夫に注意したら賃貸のドアを破壊
  2. 障がいある姉の姿を見て泣く妹
  3. 2歳の息子が急に言語障がい兆候

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3