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切ない恋の物語 

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中学時代(過去)162

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/21 07:35:31

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佐竹君に告白された翌日


私は、重い気持ちで目が覚めた。


振られた訳でもないのに
間接的に振られたも同然だったから。


佐竹君の告白を断ったから
ますます諒太とも
ギクシャクするのかな…と
憂鬱な気持ちになる。


その日


あまりにも気持ちがのらなくて
とても頭が痛くて


ダルいな…と、思ったら
熱が38度もあった。


何もしたくなかったから
私にとっては好都合で


私は学校を休み
食事も摂らずに
一日中ベッドで寝ていた。


ウトウトしては目覚め
また、ウトウトしては目覚め


一体、今は何時なのかもわからず
目が覚めたら
寝汗がビッショリだった。



お風呂に入りたかったけれど
熱のせいか、フラフラして
とてもバスルームまで
歩けそうにない。


仕方がなしに、よろけながら
着替えを出し
タオルで身体を拭いていく


ブラジャーの締め付けが
無性に気持ち悪くて
ホックを外し

上半身裸になったその瞬間…







ノックも無しに



いきなりドアが開けられた。




「……!?」


「………あっ…」







バタン…と
勢いよく閉まるドア。




「ごめ……!!!


高熱で寝込んでるって聞いてたから



起こしちゃ悪いと思って……」






何故か、そこには諒太がいて……




ドア越しに大声で謝る彼。


明らかに
動揺しているのがわかる。



恥ずかしくて、パニック状態の私。



やだ…なんで?!



どうして諒太がいるの?!


 
汗で頭はグチャグチャ

 



しかも…真正面から…




見られた…





最悪……






熱のせいなのか…



現実逃避なのか…



頭が回らない…




フラフラしながら
深く呼吸をし


何とか冷静に…と
気持ちを落ち着かせる。



落ち着け…


落ち着け…



とにかく今は



ギクシャクしている関係を
何とか元に戻さなきゃ…



だって諒太が




せっかく来てくれたのだから…




*

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