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きゅん♡とするおはなし

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恋をする女 39

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/21 01:27:25

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結城さんに連れて来られたのはすぐ近くのホテル…。

「ここに泊まってるんだ」


えっ!?ってことはーー
もしかしてヤバい展開!?


「あ、あの……」
「見せたいものがあるんだ」


見せたいもの??


なんだか楽しそうな結城さん。
「ここだよ」
「これって……」

夜だから照明が消えてて暗いけれど、一目見てわかった。
チャペルだ。


「ここで結婚式とかやるんですね…」
色とりどりのステンドグラスも今は照明を落としてしまってるようだけど、光を浴びたらとっても綺麗なんだろう。


「うん…でも本命はこっち」
イタズラっぽく笑いながらチャペルの脇を通り過ぎ、大きな窓ガラスの前まで手を引かれて行った。

「! わぁ…っ」

目の前いっぱいに広がる、光り輝く街。
ところどころ瞬き煌めいて、まるで宝石箱のようだ。

あたしは夢中で魅入ってしまった。

いつの間にかあたしの肩に手が回されていて、その指に少し力が加わった時に気付いた。
反射的にその手の主を見上げたその時………。


近付いてきた唇が静かに重ねられた。


すぐに離れて優しく微笑んだ結城さん。
あたしは言葉を失って口をパクパクしていたと思う。


逞しい腕に包み込まれたかと思うと、次はさっきよりも深く唇を合わせられる。

普段の穏やかな笑顔からは想像出来ない、貪るような激しいキス。


既に心臓は爆発寸前だった。

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