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リア充サバイバル

オタク女とヤバい奴等。

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ほんとのこと③

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/21 09:10:08

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美月さんの勝ち誇った顔をぼんやりと見つめながら
頭の中は真っ白だった。

さっきまでの元気はどこかに消えてしまった。

心のどこかで、黒川さんはまだ私の事を好きでいてくれるのかもとか思ってた自分をぶん殴りたい。













『なんてね!嘘だよ~、旦那の子。』

『は?』

美月さんはさも楽しそうに笑っている。

なんなのこの人。

『でもこの子がここまで大きくなれたのも達也さんのおかげなの』
美月さんがお腹をさすりながら話す。

『? どういうことですか?』

『この子を妊娠した時、精神的に辛くて。旦那は仕事も忙しくて話を聞いてくれなかったの。』

マタニティブルーってやつかな?
いや、この人の場合、常にだけど…………

『それで、つい達也さんに電話しちゃったの。番号見たら出てくれないと思って非通知にしてね。もし達也さんに彼女がいても出れる様に夜中の3時に決めたの。』

『非常識って言葉は知ってます?』

『あなたも妊娠したらわかるわよ』
ドヤ顔。
殴りたくて、殴りたくて、震える。

『そのうち、一度だけ出てくれて、話を聞いたくれたの。ほんとはそれで終わるはずだったんだけど……』

美月さんがうつむく。

『旦那さんにバレたんですか?』

『そう。ちょうど達也さんの誕生日におめでとうって伝えたかったんだけど…。
旦那は激怒して、本当に俺の子なのかって騒ぎだすし 怖くなって助けに来て!って電話したら来てくれたの。』

『逆に修羅場にしてどうするんですか…』

『でも達也さんは来てくれたし、旦那を説得してくれたの。来てくれなかったらお腹蹴られてたかもしれない』


あの日にこんな悲惨な事件に巻き込まれていたのか…

『あなた、一回達也さんの電話で出たでしょ?』
こういう所、鋭い。

『おかげで破局しました。』

『え、そうなんだ。でも達也さんを許してあげて?』




もうどこから突っ込んだらいいか分からない。

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