ウイスキーの香り

【名前と年齢フェイク】 私:憂汰(ういた)と彼:琉翔(るか)の日常*愛するのは貴方

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興味、そそらない?

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2016/11/23 23:29:40

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琉翔のアパート。
狭い、さすが激安物件。トイレとお風呂は別だとしても、キッチン付きでも、なぜこんなに安い?
それもそのはず、最寄り駅までバスで20分です。
なぜ不便なところを選んだのか、聞かなくたってわかった。きっと、両親から離れたかったのだろう…。それに少し歩けば小川があって、森があって、自転車があればスーパーだって行ける。野良猫は人懐っこいし、慣れれば楽しいかも。
『うい。』
「んー?」
『あそこの庭、借りれたんだ。というか、DIYするなら是非してくれって、無償で大家さんから。だからここを、ちょっといじる。何か案はある?』
「うーん…広い、よね…公園くらいある。」
アパートから20mくらい先に、大家さん所有の空き地があった。そこを琉翔が、改造するらしい。琉翔のベッドで、ゴロゴロしながら、何があったら素敵かなぁなんて、考えた。
「……あ。」
『何?』
「ドッグランで儲けるとか。」
『要相談です。』
「へへっ。」
琉翔が、うつ伏せに寝る私の、上に跨った。
そのまま手を服の中に滑らせて、背筋を撫でた…見えない分、どこから次が来るかわからず、ちょっと興奮する。
「あっ!」
腰に、柔らかいものが触れた。そして熱い吐息がかかる、湿ったものが腰から上へ、上へと這いずる。感じたことのないような、感覚だった。
『…見えないと、怖い?震えてるから……。』
「そ、そうじゃ…な…い。」
枕に顔を埋めて、必死で声を抑えた。油断したら、外にまで響いてしまいそう、それくらいには気持ちいい。
『ふーん…見えないと、それはそれで良いんだぁ〜?』
しまった。
『じゃあこれやろうか。』
琉翔はマフラーで、私の目を隠した。怖いような、楽しいような…ちょっと、興味はあるから、好奇心だろうか。それでも琉翔は楽しそうで、顔は見えないけれど、楽しんでいるのが伝わってくる。
そのまま、スカートを脱がされて、下着も脱がされて。
琉翔は今、どこを、何を見ているのだろう。
「…んあっ!」
舐められて…いる。普段、そんなことしないのに。いつもと違う、琉翔。本当に琉翔?なんて思ったけれど、この手の温かさは、琉翔の手だ。
「あ…ん…る、かぁ…。」
『……ん?』
「見えないと、やだ……琉翔の顔、見たい…。」
『怖い…?』
「少し。でも、嫌じゃない……。」
『ごめんね、目はやめようか。』
優しく目隠しを解いて、柔らかいキスをした。
縛られたい願望は、ある。拘束され、猿轡をされて、大人の玩具で遊ばれたい、なんて思ったりもする。けれどやっぱり、琉翔を抱きしめていたいし、見ていたい。
自分だって愉しんでいるのに、私を優先させてくれる、その優しさが本当に嬉しい。
「んっ…あ、あぁ……あっ、そこ…。」
こんなに大きかったかな?
こんなに硬かったかな?
回を重ねる毎に、琉翔は、男としての本能に目覚めていく。
それは、わかっていることなのに…毎回毎回、感じてしまう、不思議な感覚。琉翔を男にさせているのは、誰?琉翔をこんなにも興奮させているのは、誰?それが私なんだと思うと、背筋がゾクリとするくらい、感動した。
『うい…泣いてるの?』
「泣いてない…涙出てたら、嬉し泣き。」
『そっか。』
その日、初めてお泊まりをした。
私も琉翔も、社会人。誰も止める人なんていない、口出しする人もいない、2人だけの幸せな夜を過ごした。

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