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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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二日酔い【357】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/22 16:33:01

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★ボクはそれでも恋をする★       





翌朝


「ん?」


リキはベッドサイドの目覚まし時計の音で
目が覚めた。


「いててっ」


激しい頭痛がおそう。


「二日酔い……か……」


布団を跳ね体を起こすと、自分が何も着て
いないことに気がついた。


「あれ?なんで俺、裸なんだ?ん?
昨日は……」


記憶を手繰り寄せる。


「山崎くんとメシ食いにいって、飲み過ぎて
で……どうやって帰ってきたんだ?ん?」


両手でこめかみをキュっと押さえて考える
が、まったく思い出せない。
とにかく、身支度を済ませて出勤しなくては…
と、シャワーを浴びに行く。


熱いシャワーを浴びていて、体の異変に
気が付いた。


「あれ?なんでこんなに粘ついてるんだ?」


よく考えると、二日酔い以外に下半身の
倦怠感がある。


「まさか……まさかな……」


お湯を止め、バスタオルで体を拭き、スーツの
ズボンとワイシャツを着た。




階下へ降りると、人の気配がある。


「え?」


キッチンから味噌の匂いがしてきて、鼻孔を
くすぐる。
キッチンカウンターから山崎が顔を覗かせた。


「あ、原田さん、おはようございます」

「山崎くん!」

「勝手に台所、使わせてもらってます。
原田さんの冷蔵庫、水しか入ってないから、
コンビニへ走っちゃいましたよ~へへへ」

「すまない」


リキはキッチンカウンターのスツールに
座り山崎を見つめる。


「どうしたんすか?まさか、味噌汁嫌い
ですか?」

「いや、好きだよ。それより、君、夕べ
からずっといるの?」

「はい。原田さんベロンベロンなんですもん。
放って帰れないじゃないですか。厚かましく
リビングに寝かせてもらいました」


山崎がてへぺろっと舌を出す。
それをみてリキはクスっと笑った。


「梅干しのおかゆさんも作りましたから、
食べましょ。俺もご相伴にあずかります」

「ああ、ありがとな」


カウンターに2人並んですわり、朝食をとった。





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