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切ない恋の物語 

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中学時代(過去)158

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/20 08:30:57

  • 150

ここからは
中学時代(過去)74からの
続きになります。
2016/08/29の記事です。


話を忘れてしまわれた方は
お手数をおかけしますが
読み返してください。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ー episode 〈過去〉ー


しばらくベッドの上で
ボーッとしていた。


それからどれくらい
時間が経過しただろう?


コンコン‥と
部屋のドアをノックする音で
ハッと我に返った。


「まゆ、いつまで寝てるつもり?


ご飯食べないの?


雄ちゃん達、帰ったよ。」


母に呼ばれ
ノソノソとベッドから降り
一階のダイニングへ向かった。


シンクには彼らが使ったであろう
食器がまだ残っていて


再び、諒太の唇の感触を思い出し
身体が熱くなる。


嬉しいのか、興奮しているのか
自分でもよくわからない


そして、高揚感からなのか
わずかに身体が震えている。


彼に対する思いが


どんどん加速していくのがわかって


自分でも制御する事が出来ない。



諒太‥‥



諒太……



諒太………

    


あのキスは…


どういう意味?


ちゃんと確かめて


私の思った通りなら


私も‥‥同じ気持ちだよって


ずっと好きだったよ‥って


伝えたい‥‥




そう思ったのに……



現実は、そう簡単にはいかなかった。




翌日の朝


玄関を開けると
丁度、雄大と諒太が出てきた。


「おはよ。」


「おはよ~!」


いつも通りの雄大。


けれども


私は、昨日の事を思い出してしまい
諒太を見た瞬間、固まってしまった。



そして、諒太も
「おはよう」と言うと


私から視線を外した。



諒太の様子も
あきらかにおかしかった。


もしかして…昨日のキスの事
気にしてる?


私が起きてた事がバレてた?


いや、、、



それはないと思う。



明らかにいつもと違う態度に
どうして…?と、不安になり
グルグルと、頭の中をフル回転させる。





ひょっとして、、、



昨日私が言った事
まだ怒ってる…とか?



《何か、鼻の下伸ばしちゃって

バカみたい。


諒太の事を好きになるなんて


物好きもいたもんだね!!》



キスの事で
頭がいっぱいだったけれど



そう言えば
まだきちんと謝っていなかった。



「あのさ、、、諒太」


勇気をだして声をかける。


「何?」


「あの、、、えっと、、、、」



明らかにいつもと様子が違う彼に
思わず怯んでしまう


それに加えて
昨日のキスが頭によぎり


ただ、謝るだけなのに
頭がパンク寸前で
言葉に詰まってしまった。


謝らなきゃ…


そう思うのに


言葉が出ない。



そして



そんな状況に耐えられなくなり



私もまた



彼から視線を外してしまった。


明らかにいつもと違う変な空気。


どうしよう…


そう思った瞬間



「ゴメン、、、、


俺…今日急ぐんだわ。」



ハッキリしない私に
イラついたのか


それとも、この変な空気に
たえられなくなったのか


彼は、一言そう言って


先に走って行ってしまった。






*

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