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ヒプノティック

下書き。千晴編。

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/11/19 23:17:52

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これは恋愛じゃない。
そもそも恋愛など、人間が子孫を残すためのシステムで、欲情は本能の衝動だ。

―――そう思っていたのに。

白川の唇をこれでもかというほど塞ぎ、吸い、舌を絡める。
それでも勝手に腰は動き、白川の身体は俺の動きに遅れて揺れている。


「浩輔さんっ…、私の事、好き…?」

少し唇が離れた隙に、白川は涙を浮かべて俺に尋ねた。

「ああ、好きだよ。好きだよ…。何でこんなエロいんだよ、ガキのくせに」

エロいんだか、好きなんだか、気持ちいいんだか、愛してるんだか、…よくわかんねえ。
ただ、こいつが俺だけのものになればいいと思った。


がむしゃらに腰を振り続け、白川の内側を犯し続ける。
やがて来た大きな絶頂に、俺は抗えずに白濁を解き放ち、彼女の上へ重なり落ちた。

体力のない俺は、肩で息をしながら白川に身体を預ける。
オッサンが、情けねえな…と思っていると、柔らかな唇が額に触れた。

見ると、白川が俺を愛しげに見つめ、にっこりと微笑んでいた。


その後、いくつか会話もしたし、また白川の身体を味わった。
すぐに二回戦ができるほど若くもないので、彼女をイカせるだけに留まったが。

ついにセックスしてしまった戸惑いを抱きながら、彼女への想いを誤魔化すように、素直な態度も言葉も全く出せなかった。

ガキなのは俺の方だった。




帰りの車の中で、白川は「楽しかったね」と笑顔を見せた。

「浩輔さんも気持ちよかったなら、私がいる意味があってよかったなあ…」

そう言う彼女が、堪らなく愛おしかった。


しかし、もう濃密な時間を終え、現実に戻らねばならない。

「好きだ」という言葉が喉まで出掛かったが、溜息をついて押し込め、「これは恋愛じゃない」と彼女に繰り返した。

彼女は、そんなつまらない事しか言えない俺に、ずっとにこにこと微笑んでいた。

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