好きな様に感じるままに!

俺 自由 俺を感じて…

  • 記事数 794
  • 読者 83
  • 昨日のアクセス数 275

♧abc 。。。「解離」19

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 短編

2016/11/19 17:00:06

  • 3

……







腹にはナイフ…

他にも切られた傷が何か所も


……



あの女が去り際に俺に言った


「 ナイフを抜いたら…死んじゃうから…」


全裸で俺の血を浴び

高らかに笑いながら

頭からシャワーを浴び…返り血を洗い流し

バスルームから消えた






バタンっとドアが閉まる音が聞こえた

女が部屋から出て行ったのか?


どれくらいの時間が経ったのか?




痛い…さ、寒い…痛い


ナイフが刺さってる腹は熱い



俺は死ぬのか?




……




バタバタ…バタバタ



沢山の足音が聞こえる




ホテルの従業員が来た


(た、助かった⁈)


血まみれの俺をバスルームで見つけ

物凄い勢いで腰を抜かし尻餅

パニックを起こしている従業員に

気を失う前に俺は



「は、早く…きゅ 救急車を……」









……








*☆*☞*゚゚゚゚*☜*☆*☞*゚゚゚゚*☜*








ハア…ハア…ハァ



まだ…まだ…まだダメ


ここで真珠になるのは



ハァハァッ




バックミラーで後部座席の女性客を

心配そうに見ているタクシーの運転手


「 お、お嬢さん⁈…気分が悪いのかな?

飲み過ぎた? 」




ミラーで女の様子を見ながら

(頼むから車では…)




苦しそうに

前屈みになりながらも女は


「私は…大丈夫だから

お願い…い、急いで…

ハァ…ハァ

少し眠ります…着いたら声をかけて…」


「。。。」


運転手は渋々頷いた





軽い寝息が…



……








「 お、お客さん…

お、お嬢さん‼︎

もーすぐ着きますよ…起きて下さい 」




タクシー運転手は女に言われた通りの

場所に車を停めて…




後部座席を振り返る…


女は笑顔でお金を差し出し

お釣りは要らないと言った

ドアのロックを外し

「 この場所で、宜しいんですか?」っと

運転手は念の為…確認



女はやはり笑顔で


「 はい…ありがとう…」っと言った



エンジンをかけてゆっくりと

動きだすタクシー



運転手がバックミラーに目をやると

女の姿は既に消えていた…



……







乗せた時の女といま降りた女は別人か?っと


思うほど容姿が変わっていた…





タクシーの運転手は頭を軽く振り

一人つぶやいた

「 そんな事が有るわけ無いだろ

。。。

あははは…寝不足だな…」




……









女を乗せて数日経って


刑事が私を訪ねて来た





……








*☆*☞*゚゚゚゚*☜*☆*☞*゚゚゚゚*☜*







ピッ…ピッ…ピッ…



規則正しい電子音





目覚めた時…真っ白い天井が

視界に飛び込んで来た




良かった…俺は生きている


医師が声をかけて来た




「もー大丈夫ですよ〇〇さん…」




医師の言葉を聞いた時


涙が…






……








刑事に全て…話そう…あの女の事と




俺たちが犯した罪








……




……

同じテーマの記事

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/5 編集部Pick up!!

  1. 電車の席譲らない人に逆ギレ
  2. 女性と絡む彼を注意したら逆ギレ
  3. 姑「夫が風邪引くのは妻のせい」

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3