マディソンさんのブログ

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テーマ:家庭 > 夫婦生活

2016/11/18 17:01:47

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病院での思い出をもうひとつ


私は、国立の病院で手術を受けたのですが、
手術室に向かう前に 処置室で
注射を受けてから、
夫と2人きりになる時間が
少しだけありました

手術着に着替え
ストレッチャーに横たわり
看護師さんが来てくれるのを待つ間、

夫が突然 屈み込み、
私にキスをしました


3人の子供達を産んでから、
父と母になった私達は、
「男と女」としての意識が
少なくなった生活をしていたので、

それは、
久しぶりに恋人同士だった頃を
思い出した瞬間でした


手術室の入り口まで、
ストレッチャーを押してきて下さった先生が、
小さな声で促すように
「行ってきます」
と言ったので、

私も夫に
「行ってきます」
と言いました


その時、夫は、
子供が親に置き去りにされたような
切なそうな瞳をしていました


入院中、病室の花瓶に
花を欠かさずに活けてくれていた夫


私を悲しませるようなことを
たくさんしていたけれど

あの時、
確かに私は愛されていたんだ


6ヶ月に及ぶ入院生活中は、
3人の子供達を守り、
一度も飲みに行かなかったと
後から義母に聞きました


夫は、
保育園の支度をしたことがなかったので、
タンスの引き出しのひとつひとつに
中身を書いた紙を貼り、

毎日、持っていくものと
月曜日の持ち物(昼寝用の布団やパジャマ)
を書き出した紙を壁に貼り、

それでも心配で心配で
夜になると 病室の布団の中で
子供達を思って
眠れぬ夜がありました


だけど、夫は、私が思っていた以上に
一生懸命 育児に向き合ってくれました

それは、まるで、今までの生活を
やり直すかのような
誠実で心強い姿でした



優しい気持ちに触れると
次々と優しい思い出が心に浮かびます

一つ悲しい出来事を思い出すと
鎖に繋がれたかのように次々と
悲しい思い出が胸に溢れ出てきます

そして、それは
今、起きているような錯覚を起こして
一瞬にして
心は過去に飛んでしまいます


今日は、とても穏やかな優しい気持ちに
なれたので

このまま夜を過ごしたいと思います

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