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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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入院【348】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/18 18:07:51

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★ボクはそれでも恋をする★       





タクミは診察室の前の長椅子に座って
ジッと待っていた。


カチャ


診察室のドアが開き、中から看護師が
出てくる。


「えっと、君が梶くん?」

「ハイ」


パッと立ち上がり、目の前の男性看護師を
食い入るように見つめた。


「凪カオルさん、ちょっと肺に異常がある
から、詳しい検査をします。なので、今の
内に入院手続きを済ませて下さい」

「え?入院?」

「たぶん肺炎だと思いますが、熱も高いし、
大事をとって、しばらく入院です」

「カオルさん、大丈夫なんですか?死なない
ですよね」


タクミがあまりにも必死に訴えてくるので、
安心させるように看護師が肩を撫でる。


「命は大丈夫です。凪さんはまだ30代ですし。
抵抗力の低いお子さんやお年寄りなら油断
できませんが…。栄養と休養をとって、きちん
と治療すれば、元気になります」

「よかった……」

「では、受付で書類をもらって、準備を
お願いします」

「はい」


タクミは丁寧にお辞儀をして、看護師を
見送った。


「入院か……心配だけど、マンションに
いるより安心だよね。ここなら先生も
看護師さんもいるし」


タクマの事があってから、普通以上に病気に
おびえるようになっていた。





病室 【208】


4人部屋で入口から一番近いベッドへ
寝かされる。


「あの」

「なんですか?」

「入院はどのくらいですか?」

「年内いっぱいか、年明けまでかと
思います」

「マジか……」


カオルは腕で顔をかくし、小さく舌打ちを
した。


「今、お連れの方が手続きと入院の用意を
してますから、病室へいらしたら、ナース
センターへ来てもらって下さい」

「はい」


看護師は点滴の流速を調節して、病室を
後にした。


「はぁ~~~~」


カオルは大きなため息をつく。


「店、どうすっかな~」


31日のカウントダウンライブパーティの
チケットはソールドアウトで今さら中止
にもできず、カオルは頭を抱えた。







△(ー_ー;)

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