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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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日向クリニック【347】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/18 18:07:25

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★ボクはそれでも恋をする★       





病院と無事に連絡がつき、店の戸締り
をして一旦カオルの部屋へ2人はもど
った。


「カオルさん、保険証は?」

「リビングボードの引き出し」


タクミは言われた引き出しを開けた。
その中もきっちり整頓されていて、
保険証のありかはすぐに判った。


「タクミ、ついでに車の鍵も出して」

「え?カオルさん、運転するつもり
ですか?」

「お前、免許ないだろ」

「そんなフラフラで運転なんてできる
はずないじゃないですか」


引き出しを閉めながら、カオルを振り返り
頬をぷ~っと膨らませた。


「可愛い顔」

「そんな事言っても、運転はさせませんから。
用意ができたので、タクシー拾ってきます」

「ハイハイ」

「ハイは1回!」

「フフッ」


すっかりタクミに主導権を握られ、カオルは
苦笑いを浮かべる。






『日向クリニック』


病院の玄関でタクシーを降り、カオルを
支える様に中へ入っていった。

午前の診療はほぼ終わっていて、受付の
看護師がカオルを見て、少し渋い表情を
した。


「ここに座ってて下さい。ボクが受付を
済ませてきます」

「たのむ」


タクミが受付へ行くと、カオルはドサッと
ソファに腰を下ろした。

ほどなくして診察室のドアが開き、中から
男性看護師が出てきた。


「凪さん」

「はい」

「どうぞ、先生がお待ちです」


まだ受付から帰ってこないタクミが気に
なったが、カオルは自力で診察室へ入って
行った。


「カオルさん、やっぱり具合が悪かった
んですね」

「日向様は、お気づきだったんですか」

「ここで日向様はマズいだろ。ハハハ。
では、では診察しますよ」


日向はLove butterflyのお得意様で、カオル
とも開店当時からの仲だった。

軽く問診を挟みながら、目やのど、リンパ腺
を調べ、最後に聴診器で心音を聞く。






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