リア充サバイバル

オタク女とヤバい奴等。

  • 記事数 321
  • 読者 480
  • 昨日のアクセス数 236

お仕事見学②

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/18 13:45:02

  • 91
  • 0

『これ、貸してあげる』
そう言うと、普段槙が使ってるカメラより小さめの、でも高そうなカメラを手渡された。

『え?いいの?』

『うん。それ、親父の形見。』

プレッシャー半端ねぇ‼

『ぷっ、うっそ~。じゃ行こうか』

フロアを出るとき、真琴ちゃんが切なそうに見ていた。
心が痛い…………


槙は何も教えてくれず、街をふらふら。

『ねぇ、これがなんか意味あるの?』

『うん。例えばあの車』

交差点に停まっている黒のワンボックスを指差した。

『あれ、芸人のKの車。』

『え⁉なんでほんとに?』

『つけてみる?この道ならプライベートじゃないかな』

槙はタクシーを捕まえると、車を追った。

『あら、槙ちゃん。お仕事?』
またしてもタクシーの運転手さんと顔見知りの様だ。
ちょっとオネェ口調が気になる。

『近藤さん、こんにちは。今日はデートだよ』

『デートで尾行ごっこ?彼女、こんな男やめときな~』

『ははは……………』


黒のワンボックスは隠れ家的なカフェの近くの駐車場に停めた。
降りてきたのは、槙の言うとおりの人物だった。
カフェに入って行く。

私達もタクシーを降りて、カフェに入ろうとすると

『入ってどうすんの』
と槙に止められた。

『え?』

『中から写真撮れないよ。俺達はあっち』

カフェの道路を挟んで向かいの低階層のビルを指差した。

いくつかのテナントが入ってる様だが、受付もなく、すんなり入り込んだ。

エレベーターで屋上のボタンを押す。

『ねぇ、なんであの車がKさんて知ってたの?』
エレベーターの中で聞いた。

『車って言うよりナンバーかな。俺記憶力ちょっといいから、有名人のナンバーは結構覚えてるんだ』

『え、どれくらい?』

『数えたことないけど。500は越えるんじゃない?』

500………

『あとはやっぱりタクシーの運転手さんは色々教えてくれるよ』


エレベーターが屋上についた。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. ………海に行くなら眩しいからサン...

  2. 初出勤の日…ホテルには8時までに行かなくてはいけない…...

  1. 駐車場のタイヤ止めに車のどこかを当ててがりっていう嫌な音を...

  2. Sくんとデートしてきました。Sくんの最寄り駅まで行きまし...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

9/25 編集部Pick up!!

  1. 荷物の上に座られてモヤモヤ
  2. 不在時に来た子供が発作起こした
  3. 不倫相手と関係切れていなかった

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3