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しのぶ

本当の愛は、与えるものでした。

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941 スッキリ

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テーマ:雑感 > 人間関係

2016/11/18 08:56:11

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寒いのに湯たんぽはどこに行ったなんて思ってたら、戻ってきたんだけど、ひとりじゃなさそうな気配。

『熱、計りましょうか。』

その声は、もしかして猛禽?
薄目を開けてみたら、やっぱりそうだ。こんな時間に起こしたのかよ。チッなんてのは腹の中。

38.5

『う〜ん、ありますね。ちょっと喉見せて。
それから、こっちも、』

一応、医者の道具持ってるんだ。

『大丈夫、これ服の上からいけるから、クスッ。』

こんな時でもかい!突っ込みたくなる。

『喉は、なんともないし、呼吸も正常だし、思い当たるとしたら‥‥‥‥‥知恵熱?』

誰かがムヒヒヒと笑った。この声は晴美。ついてきてたんだ。

『頭痛はします?あと、吐き気とか、胃が痛いとか、正常ではないところ、あります?』

『普段から正常じゃないし。』

うるせえぞ、晴美。

『なんにもない。眠いだけ。』

『じゃ、このまま様子みましょうか。念の為、解熱剤、置いときますけど。
洋平さん、あとでまた熱が上がるようなら飲ませてあげてください。
多分一過性の疲労による発熱かな。
明日まで続くようなら医者行きましょう。僕、専門外なんでクスッ。』

それからまた洋平に抱かれて寝た。鬱陶しいとは思ったけど、なんだか体がふわふわしていたので、捕まえられているのは楽だった。
そして、熱は上がらずに、朝には、平熱に戻っていた。
夕べお風呂に入っていなかったし、体がべっとりしているようで気持ちが悪く、洋平を起こさないようにシャワーに入った。
スッキリと体が軽くなる。
部屋に入ったら、テーブルの上に、冷めてふやけたお茶漬けらしいものがふたつ置かれていた。
その頃から賑やかになる。相変わらずの瞳子の声、からかうような永遠の声。
私は平熱、 いつもと変わらない朝だ。

『お、起きてたのか。どうだ。
風呂?いいのか?』

洋平が起きてきて、おでこを触る。

『熱、下がってるな。今日は休め。』

『大丈夫。スッキリしたわ。お腹すいたし。』

心配だから休めと言いながらシャワーに入る洋平を見ながら、冷えたお茶漬けのお盆を持って下に降りた。

みんなが一斉に私を見る。

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