ブログランキング40

ジンさんのセックス~時々 妄想

昔のエロ話書いてます!妄想あり。あの人と再会したら?官能&恋愛小説も書いてます!

  • 記事数 1369
  • 読者 2182
  • 昨日のアクセス数 8350

小説)女心と空模様153

しおりをはさむ

テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/17 19:36:03

  • 130
  • 3

4人でテーブルを囲む。父と彼はいつの間にかうちとけていた。父のグラスに彼がビールを注ぐ。彼は運転があるからと、やんわり断っていた。
「結婚式はいつ頃にするの?」
「はい、出来るだけ早いうちにと思ってますが……6月頃に出来ればと思っています。それと……お許しが頂ければ、恵子さんと一緒に住みたいのですが……」
「あら!いいんじゃない?ねぇ、お父さん!」
「そうだな…優真くん、よろしく頼むよ」
「はい!」
私よりも彼の方が、二人と話している。

良かった…二人とも優真のこと
気に入ってくれたみたい

「私はもう36ですし、出来きれば早く子供が欲しいので……な!」
彼に同意を求められ、一瞬答えに困る。
「……うん」
「そうか!孫か……楽しみだな!なぁ、母さん!」
「そうね……でも授かり物だから、焦ることはないわ」
母が私をチラリと見た。私は小さく笑って見せた。


昼食が終わって、母と二人、台所で片づけをする。
「ねぇ、恵子…」
「なーに?」
リビングには男二人の笑い声が響いている。
「ほんとは…子供…まだ欲しくないんじゃないの?」
「……どうして?」
「さっき、優真さんが子供の話したとき……あんまりいい顔してなかったから…」
「お母さん……」
お皿を拭いていた手が止まった。
「優真さんは欲しいみたいだけど……恵子は…違うのよね……あなたの考えてることくらいわかるわよ…」
母は手を止めることなく、食器を洗い続けた。
「そういうことは……大事なことだから…あなたの気持ち…ちゃんと話なさいよ、優真さんに」
「……うん…わかった」

母はいつも私のことをよく見ている。学校で友達と喧嘩したときも、初めて彼が出来たときも、その彼にふられたときも、何気ない母の言葉に、時には背中を押してもらい、時には背中を撫でてもらっていた。

母はすごいな……

帰る時、母が何個かタッパーを持たせてくれた。中には、何種類かの煮物と、手作りのパン、そして手書きのレシピ。
「わからなかったら、いつでも電話しなさい!」
「ありがと、お母さん」
母のぬくもりを手に、私と彼は家へ戻った。

同じテーマの記事

コメント3

しおりをはさむ

  1. ベベさん(50歳)ID:5617411・11/17

    母の愛。かなわないよね。
    何でもお見通し。なんかキューんとしちゃった。恵子ちゃんママ、素敵。

  2. コトネさん(99歳)ID:5615538・11/17

    ケイコママの的確なアドバイスが、二人の話し合いの潤滑油になりますように(^人^)

  3. アリーさん(44歳)ID:5615526・11/17

    ケイコちゃんのお母さん凄い!!
    二人の話し合いが上手くいきます様に…

関連するブログ記事

  1. 彼の家に着いて、二人で母のくれたおかずをメインに、夕飯を食べ...

  2. 2007年7月7日優真がこの世に生まれた日私は、龍星...

  1. 「お父さんも次男坊だったんだけどね…おじいさまがどうしても許...

  2. 隣の彼がなぜか咳払いをした。 「それと……」 ...

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

12/10 編集部Pick up!!

  1. 義母に人格否定されていて悲しい
  2. 浮気疑惑と夫の発言で虚しくなる
  3. 友人彼氏が生活保護と知り呆れた

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3