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リア充サバイバル

オタク女とヤバい奴等。

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水曜日②

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/17 07:39:54

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その日の仕事はなんだか上の空だった。

おもちゃでイタズラして気を引いてみたり、いろんな女の所ふらふらと渡り歩いたり、野菜が食べれなかったり

槙の持ってる不思議な雰囲気の理由が少しわかった様な気がする。
なんだかいつもさみしげなんだ。


仕事を終わらせ、すぐに帰宅した。

『ただいま』

電気がついていない。
寒い。
部屋の温度が外気温と同じ。
窓が開いている。

急いでベランダへ。






『あ、おかえり。』
槙が居た。
薄着で煙草を吸っていた。

『病人が煙草吸うな!バカ。』

怒ってる私を嬉しそうに見て笑う。

とりあえず、槙が居てホッとした。
私の部屋からジャケットを持ってきて槙に渡した。
一応レディースだけど、シンプルなやつだし
細いから着れるだろう。

『寒いから、着て』

『優し~い』

『だいたい、槙はいつも薄着なんだよ。』

そうかな~?と言いながら袖を通した。

しばらく無言で夜の外の景色を眺めた。


『明日はお墓参りに行くの?』

槙は少し意外そうな顔をした。

『蒼汰か。あのおしゃべりめ』
苦笑いしながら煙草を携帯灰皿に入れた。

『兄貴が仕事で行けないからさ、誰も行ってやらないとかわいそうだろ?』

『そうだね』
なんて返せばいいのかわからない。

『大丈夫?』

『親が死んだのは俺が12の時だよ。もう何年たってんだよって感じ。車の事故でさ、前の座席にいた親は即死で後ろにいた兄貴と俺は助かったんだ。』

思い出す様に話す。

『事故ったのが夜中でさ、遊びに行った帰りで。
俺と兄貴は寝てた。すごい衝撃で目が覚めたよ。
だから今でも夜はちょっと苦手。』

『そっか……』


『でも時々思うんだ、俺いない方が良かったかもって』
声のトーンが明るくなった。
私が暗くなったからかな

『え、なんで』

『蒼汰と真琴は俺がいなければとっくに付き合ってると思わない?』

『そんなのわかんないよ』

『そうなんだよ。早く、くっつけよな~』
ははっと笑う。

『じゃあなんで真琴ちゃんの家にも行くのよ?』

『家って、あいつ実家だぜ?しかも幼なじみだから家族みたいなもん。心配してくれてんのかな。』

『なんだ。』

『なに?やきもち?』
嬉しそう。

『バカじゃないの』

『心配してくれたじゃん』

『心配するよ。フラフラとして。しっかりしなさいよ』

『はいはい。』


その時電気がパッと点いた。

『あんたらなにやってんの』

茜君がスーパーの袋を持って立ち尽くしてる。

『あ、鍋でしょ?』
袋から出てるネギを見て推理した。
『いいね~。なーべ、なーべ‼』
槙が鍋コールをする。

『子供か!』

茜君に突っ込まれた。

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