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梨沙子と裕紀のお話。

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/16 18:32:37

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翌朝、いつものように
聡くんを送り出して、
いつものように家事をこなした。


お昼前くらいに、
マンションの階段を駆け下りて
ポストを覗いた。


なにも入っていない。


お昼過ぎにももう一度見に行った。


なにもない。


Z社の合否通知が届くのが
気になって仕方なかったが、
とりあえずそのまま
夕飯の買い物に行くことにした。


献立を考えながら
ゆっくりカートを押して歩いていると、
通路でうずくまっている女性がいた。


「…あの、大丈夫ですか?」


声をかけると、
女性がゆっくり顔を上げた。


「すみません、
ちょっと立ちくらみがして…。」


女性と目が合った瞬間、
私は心臓が止まるかと思うほど驚いた。
その女性は、千秋さんだった。

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