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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

性懲りもなくBLです。BLとは男子と男子が愛し合う事です。ご注意ください。

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どこか…【344】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/17 16:22:07

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★ボクはそれでも恋をする★       





19時


リキは交代のフロント係と入れ替わりに
社員食堂へきた。中には休憩をとっている
社員がパラパラいて、その中にあのベルマン
もいる。

入口からやってきたリキを見つけたベルマン
は弾かれた様に立ち上がり、リキに向かって
手を振る。


「ホント、タクミみたいだ」


コーヒーメーカーからコーヒーを注ぎ、
正面の席に座った。彼も座る。


「待ったかい?」

「いいえ」

「何、飲んでるの?」

「ココアです」

「もしかして、甘い?」

「……はい」


タクミもコーヒーやココアは甘いのが
好きで、飲んだ後のキスも甘ったるかった
のを思い出す。


「フフッ」

「どうしたんですか?」

「いや、ちょっと思い出し笑い」


リキは正面の彼の名札を見る。


「山崎ハジメくん…」

「はい。今年就職したばかりの19歳です」

「へぇ、若いね。それに俺の弟もハジメ
っていうだよ」

「そうなんですかぁ!原田さんの弟さんと
同じ名前だなんて、運命感じます」


山崎の後ろにもパタパタとゆれるしっぽが
見えそうだった。


「で、俺に相談って何?」

「あっ……そうでしたね……う~んと」


山崎は困った様にうなり、なかなか話せない。


「もしかして、相談って、ウソ?」

「ヒャッ、そ、そ、そんなことないです。
ちゃんとあります」

「別にいいよ。俺と話しがしたかった?」


山崎は図星をさされ、観念する。


「はい。俺、原田さんがここへ転勤になって
からずっと見てました。ほかの従業員に意地悪
されても原田さん、すっごく真剣に仕事してて。
俺、俺……」

「落ち着け」

「あぁ~~~。はい」


リキはブラックコーヒーを一口のみ、
山崎の顔をみつめる。山崎もココアを
飲んで、自分を落ち着かせる。


「山崎君は俺の知っている青年にどこか
似ているよ」

「それは誰ですか?」

「ん?内緒」


意味ありげに笑って、もう一口コーヒーを
飲んだ。





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