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切ない恋の物語 

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高校時代156

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/15 22:39:51

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一階にそっと降りて
キッチンに向かった。


窓を小さく開け、そっと外を覗くと
雄大と諒太の声が聞こえた。


けれども、もう一人は
よくわからなかった。


親しそうな話しぶりから
かなり親密な友人だと思われた。


深夜だと言うのに
時折り、高い笑い声が聞こえ
近所迷惑だよ‥と
突っ込みたくなったが


楽しそうな彼らに
水を差すような事をしたくなくて
そのまま静かに二階に上がった。


部屋に戻り、スマホをチェックする。


けれども


純平から連絡は来ていなかった。





‥‥大丈夫かな?


心配でなかなか寝付けない。


モヤモヤした気持ちでいると


♪~♪~♪


LINEの着信。


純平?と、思い
慌てて手に取ると





‥‥‥‥雄大からだった。


「まゆ、起きてる?」


「起きてるよ。」


「今日ね、佐竹君が泊まりにきてて

今、皆で花火やってんの。

でも、めちゃくちゃ量が多くてさ、、、

全然終わらないの(笑)

まゆも来ない?」





もう1人は佐竹くんだったのか‥‥


佐竹くんは‥
諒太の中学時代の親友。


やさしくて、気さくで
とてもいい人




かつて‥


多脚走の早朝特訓をした時
彼にはお世話になったりして



だけど‥‥




私には



彼にあまり会いたくない理由があった。



「何か、外から
声が聞こえると思ったけど、、、

雄大達だったんだね。」


「あ、ごめん。

うるさかった?」


「私は、大丈夫だけど

うるさいと思う人もいるかも。」


近所迷惑かも…と
やんわり雄大に話して


私は、純平から連絡が来る事を理由に
雄大の誘いを断った。


カーテンを開けて
下を覗き込む。


楽しそうな3人。


でも、私はきっと


あの輪の中に入っても
心の底から笑えない。


佐竹くんの名前を聞いて


久しぶりに
中学時代の苦い思い出がよみがえり



胸が‥‥苦しくなった。





*

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