guilty lovers

梨沙子と裕紀のお話。

  • 記事数 403
  • 読者 666
  • 昨日のアクセス数 84

テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/14 18:26:37

  • 63
  • 0

お店に着くと、
お昼時のわりには人も少なく
少し奥まった窓際の席に通された。


注文を終えて水を一口飲んだ。


「さて…今日の面接はどうだった?」


歩きながら聞いてもよかったが、
落ち着いた状態で聞きたかったし、
梨紗も何も言ってこなかったので
ここへきてようやく切り出した。


梨紗はどっちとも
分からない顔をしていたが、
くしゃくしゃの笑顔をみせて、


「裕紀くんのおかげで内定でましたー!」


とガッツポーズをした。


「ほんと?!おめでとう…!!
いや、俺は何にもしてないよ。
梨紗が頑張ったから。おつかれさま。」


「ありがとう。すごく嬉しいよ〜!
これでZ社も受かる気がしてきた。」


梨紗は無邪気にそう言った。
俺は何と返したらいいか分からず、
一瞬間が空いてしまったが、


「そうだね。発表明日だもんね。
通知届いたらまた結果教えてね。」


とだけ伝えた。
もし受かってるなら何も知らないほうが
梨紗のためだし、
気持ちが上向きになっているところに
水を差したくはなかった。


内心は大島の件がどうなったのか心配で、
この日食べたパスタの味は
あまりよく分からなかった。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

4/21 編集部Pick up!!

  1. 妊娠報告に「バカなの」と義両親
  2. 共稼ぎなのに夫が家事をしない
  3. 出したゴミを漁る姑が気持ち悪い

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3