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ジンさんのセックス~時々 妄想

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小説)女心と空模様139

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/14 14:29:29

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日曜の空港はとても混雑していた。

えっと…彼の便は……

掲示板の前で確認する。

あ!これだ!

15時20分千歳発17時30分着

携帯で時計を確認する。もう18時を過ぎていた。

あー何やってんだろ!

もう到着してるし……

自分の後先考えない行動にため息しかでない。

帰ろ……

その時、握りしめていた携帯が鳴った。

「恵子?」
「……うん」
到着口を背に歩く。
「なんか…騒がしいな…今どこ?」
「……外」
「恵子?」
「もーなんか…わけわかんない…」
歩く足が止まる。
「おい…どうした?今日はほんとにごめんな」
「ううん…違うの…疲れちゃった…」
何が言いたいのか自分でもよくわからない。
「お前、どこにいる?」
「帰るね…」
「おい!」
耳に残る彼の声を私はシャットダウンした。

「恵子!!」
まだ彼の声が聞こえる。私はどんなに彼が好きなんだろう。

再び歩き始める。
「恵子!!」
今度は足音とともに聞こえた。足音は私のすぐ後ろで止まった。
「俺を走らすなよ!」
肩を掴まれ、振り返る。そこには愛しい彼の姿があった。

「あれ…えっと…なんでいるの?」
息を切らした彼が微笑む。
「それはこっちの台詞…」
ふわりと彼の胸に包まれた。
「迎えに来てくれたのか?」
「…うん…」
「ごめんな…」
いつもの彼の香り。考えていたことが一瞬にしてどうでもよくなった。
「帰ろう」
彼に手をひかれ、歩いていく。

「来るならちゃんとLINEしろよ…行き違いになったら心配するだろ?」
私の頭を撫でる。
「だって……優真だって…LINEくれなかった…」
「そうだな…今日はお互い様だな…」
「仕事なのはわかってる……でも……」
「うん……今度はちゃんと連絡する」
「わかんないの…」
「何が?」
「……今までこんなことなかったの…なんかもう優真のことで頭がいっぱいで……我慢できなくなっちゃう…」
言いながらなぜか涙が流れてくる。
「我慢なんてしなくていいよ…全部俺にぶつければいい…」
「嫌いにならない?」
彼が小さく笑う。私の頬を軽く摘まんだ。足が止まる。
「あのな!もうプロポーズしてるんだぞ?嫌いになるわけないだろ?くだらないことを聞くんじゃない!わかった?」
「ふぁい…」
「それにだな…お前の言いたいことくらい受け止める器はあるつもりだ!」
優真の手が私の手を強く握る。

その手は力強く、温かく、私の手も心も包んでくれた。

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コメント2

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  1. アリーさん(44歳)ID:5591983・11/14

    さすがユウマ💕
    かっこいいねぇ大人だねぇ💕
    私も誰かに頼りたい😌

  2. コトネさん(99歳)ID:5591972・11/14

    さて、ユウマのおうちでローストビーフ食べようか!

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