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しのぶ

本当の愛は、与えるものでした。

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テーマ:雑感 > 人間関係

2016/11/13 15:52:11

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誰もいなくなった家で、コタとふたりだけ。
晴美から預かったミルクを飲みきると、スースーと眠りについた。
それでも離し難くて、しばらく顔を見ながらそのほんわりとした子育て感を味わっていた。
永遠や瞳子の時、こんな時間をゆったりと過ごしていただろうか。

仕事を離れた時はできるだけ側にいようと、意識はしていた。でもなんだか曖昧だな。
もう何年前になるのか、永遠が成人だものね。
偉そうな顔していたって、こんな時があったんだぞ。それでも一番思い出すのは、笑いながら飛び込むようにぶつかってくる永遠、これ以上ないほど、密着してしがみつく瞳子。

ふたりとも、悪いとわかっている時の上目使い。
笑ったらいけない、悪い事はしっかり教え込まないと、そう思っていても、緩んでしまう顔。
子どもは、生まれながらに大人を誑かす術を備えているのではないかと思う。
それでもコタをベッドに寝かせ、乾いた薄物にアイロンでもかけようかと立ち上がった。

鳴った携帯。
うん、まさか、餃子の数とか?
開いて一瞬、訳がわからなかった。

淹れてあった冷めたお茶を飲んだ。
落ち着け!どうって事はない、クライアントがいつでも男とは限らない。これは昼間だ。
出かけて行く場所を全て把握しているわけではないが、ここは◯坂のホテルエントランス。
明らかに隠し撮り。
人目を気にするでもなく、微笑んで見つめあってるだけ。
写真なんて瞬間だけの事。前後は必ずある。そこに至るまでの経緯。

よくないのはこれを私に送りつける明らかな悪意。そして何より、写っている人が、あの人に似ている事。

冷静に、そう言い聞かせる。充分に信じられる相手のはず。
悪意、悪意になんか振りまわされるな。
誰もいない時でよかった。

さっきまでの穏やかな気持ちの中に、氷のような冷たいものが、突き刺さってしまったような気がする。
もう少しだけひとりでいたい。
それまでには、その冷たいものを解かせる事ができるかもしれないから。

それには、信じなきゃ、そう、人前でも、誰がいるのかわからない場所で、こんな笑顔になれる事を、信じることに繋げなきゃ。

誰だか知らないけど、私を見くびるなよ。
こんな事、どうって事ない。
馬鹿じゃないの。

相沢 しのぶを舐めてるんじゃねえぞ!

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コメント6

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  1. しのぶさん(99歳)ID:5598256・11/15

    ローズさん
    私はオーディションで、即、落ちだね。

  2. ローズさん(42歳)ID:5598242・11/15

    ヒカルさん
    私は忠犬もクリビツなくらい分かりやすいみたいです。仕事は超女優になれるのに(´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

  3. しのぶさん(99歳)ID:5598177・11/15

    ローズさん
    おはようございます。

    うん、いいね、愛されてるってわかること。
    しっかり受け止めて。
    グダグダにって、それも素直に出せるのならいいのかもしれません。

    私、素直じゃないから。

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