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ファーストタイム ⑦ (花エク)

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/11/12 14:36:02

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……


ここは……


どこ……?







ボンヤリして頭が働かない。

そうだ、私は…

さっき、ハルのお見舞いに行って…

それで……








…何が、あった…?

…そうだ、部屋の外に出て

メイドさんに会って…

それで………










…あれ?








あんなメイドさん、、、

居たかしら……













『良くやった…人間の分際で、良い働きをしたな』




『光栄ですわ、メフィスト様…。
誘惑と混乱のテンプテーションを掛けておきましたの。
まだ数刻は、声を出すことも何もできませんわ…』




『それではつまらないな…。
恐怖に歪んだ顔が見たい、
私だけをその瞳に映してもらわないと…』






《あんな子供に、くれてやる為に
17年も待って居た訳ではないぞ…》







心を凍り付かせる様な声と、
刺す様な痛みが心臓や胸に広がり、
私は意識が朦朧として来た。







ま、まさか……



『…おや?メフィスト様…。
花嫁様が気が付いていらっしゃるわ』



目が霞んでボンヤリしてしまって、
焦点が合わない目を必死に合わせ、
目の前の人物を見やる。



あれは…

あの禍々しい姿は、、、


まさか……!!







『私の花嫁……!
ああ、美しい…。
私の物だ…。その美しい魂、やっと私の物です…』



長い髪、
黒くトゲの生えた翼、
人ではない…氷の様な目…




アンネの目の前には、
メフィスト張本人が、
地獄の門の前で立ちふさがっていたのだ。





「なぜ…お前が……」

アンネは必死に言葉を紡ぐ。
その様子を見て驚いた女が、割って入って来る。


『驚いたわ。喋れるの?
私を覚えてまして?』


「お前は…結社に居た……メフィスト崇拝の…!」


『そおよー、大当たりぃ。
あなたってチョロいのねぇ、テンプテーションにすらすぐに引っかかって…!
よく今まで生きてこれたわね。
こんなに簡単に騙されちゃうなんて。
あの小さなナイト君も苦労するわ』


「…バカに…しないで頂戴…!
ハルの事を…!」


『あーー、あと、あの可愛いナイトくん♡
私がメフィスト様の影と共にコッソリ痺れ煙を辺りに撒き散らしておいたから、相当辛い闘いだった筈よお?
でも…末恐ろしいわ、倒してしまったのね』


苦々しく言い放った女を、
アンネがキッと睨み付けると、
メフィストがスッと女の前に来て、
突然ーーー


『キャアァァァアッ!!!』

『お前も…失せろ、消えたいのか?
私の花嫁と余計なお喋りはやめて頂きたい…』


『め、滅相もございません…!
私はメフィスト様、貴方様の為なら死も怖くないわ…!』


『そうか……』


メフィストがニヤリと笑うと、
スッと右手を挙げた。


『では……
先に死ぬといい』


目の前で、真っ黒な火が燃え盛り、
女を囲むと、あっという間に消えて無くなってしまった。



ドクン…

ドクン…

ドクン……



『さぁ、私の花嫁…
我々も、後を追いましょう…!』




「いやっ!!

嫌ですわ!!

私は……

ハル=ヴェールマンの花嫁よ!!!」

















「全く、その通りだ」


『き、貴様ッッ…!!!』


「アンネは俺の花嫁だ。
貴様のものになってたまるか!」







ハルが、不敵な笑みを浮かべながら、
私を抱き締めていたーーーーーーーーーー。

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