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恋〜いつか出逢ったあなた〜

登場人物全員が主役。スピンオフだらけの妄想恋愛小説。(大半がなんちゃってバンド系)

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/12 22:22:53

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11月15日 夜2

神 千里


「…今日はやたらとサービスいいな。」

俺の腿を抱きしめて、執拗な頬擦り。

知花にこんな事をされるのは初めてで、つい…小さく笑いながら知花を見下ろす。

「…どの歌も…嬉しかった…」

「…それは良かった。」

「あたしも…死にそうだった…」

「おまえから離れたいっつったのに?」

「好き過ぎて…辛かったの…」

「…好き過ぎて辛いのはこっちだ。」

「嘘よ…」

「なんで嘘だよ。」

「嘘よ…なんて、嘘よ…」

「…どっちだよ…」

「あたし…もぅ…」

「…ん?」

「一生…このまま…キスしちゃう…」

「……」

「大好き…」

「……」

『キスしちゃう』って言ってる知花は、ずっと俺の腿に頬擦りをしてて。

おまえ、ずっとそれやってたら、頬が腫れるぞ?って心配になる。

だが…

…可愛すぎる。

俺の嫁、可愛すぎる。

酔っぱらうとエロくなるのは知ってるが、もう何年も酒を飲ませた事はなかった。

だが今夜はF'sのライヴで。

ついでに…知花をお持ち帰りして。

打ち上げをパスしてまで持ち帰ったから…二人で打ち上げって事で。

…飲ませた。

で…やっぱり…


「もっと…こうしていたーい…」

「……」

何ならスウェットに毛玉が出来そうなレベルでの頬擦りに、俺は笑いを堪えるのに必死だった。

こいつ、俺の腿を俺のどこと勘違いして抱きしめて頬擦りしてんだ?


「千里…あたしね…」

「ん?」

「あたしね…強く…なるの…」

「……」

「千里の事…守るから…」

頬擦りが止まって。

知花は、俺の腿に顔を乗せたまま、そうつぶやく。

俺を守る…?

「おまえが俺を守ってくれるのか。」

頭を撫でながら問いかけると。

「そうよ…?だって…あたし…」

「……」

「……」

「だってあたし、何だよ。」

「……」

「寝るなー。知花ー。」

知花の顔を持ち上げて、額を合わせてみるも…

「ふー………」

「……」

知花は、完全に目を閉じてる。

「……」

両手で、その頬を挟んで…

ぷにゅ。

ふっ。

ぐにっ。

ふっ…ふははっ。

ばいーん。

あははははははは!!

「んんんっ…んもう…っ!!何してるのよぉ!!」

あまりにも俺が顔で遊んだから起きてしまったのか、知花はフラフラとしながら立ち上がると。

「千里のバカっ………」

そう言って、俺の上に倒れこんだ。

「うおっ…おい、ベッドに…」

「くー…」

「……」

…ま、ここには二人きり。

まるで新婚みたいに…って俺のリクエストで、二人きり。

今夜は、このままここで眠るか。

誰にも叱られない。



二人きりだからな。

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コメント8

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  1. ヒカリさん(101歳)ID:5599330・11/15

    クロエさん
    どんなやつか、シルブプレ〜

  2. ヒカリさん(101歳)ID:5599329・11/15

    エミリさん
    アメブロにコピペしたら、表示されなくなるやつぐらい?(*ノェノ)キャー

  3. ヒカリさん(101歳)ID:5599328・11/15

    メイさん
    もっとだなんて(*´∇`*)
    どれぐらいもっと?

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