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ファーストタイム ⑤ (花エク)

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/11/12 13:37:59

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『ハル、近い将来…。
そうね、蕾が一斉に花咲く頃、
私たちは一線を越えるわ。
ある事をキッカケにしてーーー』













(くそッ、油断した…!)



黒い影と戦いながら、
俺は聖水を周りにかけて結界を張る。


とうとう、昼間にも関わらず
メフィストの影が出て来た。


先ほどの攻撃を受け、
腹部からは血を流しているが、
幸い、傷はそこまで深くはない様だ。

メフィストの影からの攻撃が、
ここ最近でより一層強まっている気がする。



メフィストも焦りを感じ始めているのか。

アンネを奪い取ろうと…


散り散りに散ったはずの影がまた集まり出し、
次の攻撃をくれてやろうと形を変えながら蠢いている。


(俺とした事が、油断した隙を突かれてしまった)


とりあえず応急処置を施し、
退魔の斧を構える。



絶対に、アンネを守るんだ。
呪われた運命なんて、クソ喰らえだ…!!



「さあ来い!
この天才エクソシスト様が、何度でもお前を倒してやるからな!!」


アンネは、
俺の物だ………!!












寝室のドアがバーン!!
とけたたましい音を立てて開いたと思ったら、
愛しいアンネが入って来た。




「ハル?!」

「よぉ、アンネ」

「そっ、その傷…!!」

「たいした事ねーよ、こんな傷ぐらい」

「どこがですの?
こんなに…血が…!」


アンネが真っ青になりながら、
俺のベッドに飛んで来た。


軽傷だと思っていた傷は思ったより深かった。
医者の見立てだと全治1ヶ月以上だと診断されてしまった。


自由に動かせない身体が恨めしいが、
メフィストの影は倒す事が出来た。

また1ヶ月はもつ。


目に涙を浮かべながら、アンネが俺の体に触れる。


「ごめんなさい…
また、あなたに……
あなたを傷付けてしまったわ」

「こんな傷、なんてこたねぇよ。
それよりアンネ、頑張ったご褒美を貰いたいね」

「ご、ご褒美…?」


涙を拭きながら、アンネは混乱した顔で俺を見る。



「傷が治ったら…

アンネが欲しい。抱きたい。
1ヶ月後なら、身長も、多分並ぶと思う。
…ダメか?」


俺は真剣に、アンネを見つめた。

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