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切ない恋の物語 

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高校時代155

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/11 19:47:08

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純平との会話は、いつも楽しくて
時間があっという間だ。


基本、私が一方的に喋り
彼が、うんうんと聞いて
時々突っ込んだり‥という形なのだけど


その日は
アルコールが入っているせいか
彼もよく喋っていた。


「まゆ‥あのさ」


「うん?」


「いや、何でもない。」


「えー?気になるよ。」


いつもハッキリ物を言う純平が
曖昧な発言をするなんて
とても珍しくて


何だか、気になって仕方がない。


「言ってよ。」


私が強引に詰め寄ると


少し、、間があいてから









「‥‥好きだよ。」


突然、そっと囁くように言われた。


その声が、妙に色っぽいから
嬉しさと恥ずかしさで
思わず、固まってしまう。


まるで、何かに取り憑かれたように
脳内から、彼への思いが溢れて


夢の中にいるのかと錯覚するぐらい
甘く切なく、心地良い時間が過ぎていく



恋をしている‥‥



その気持ちは、全く同じはずなのに


片思いしていた時とは
全然違った感覚で




ずっとこうしていたいな、、、


幸せを噛みしめながら
スマホを片手にベッドに横になった


すると、しばらくして


電話の向こうから
誰かの話し声が聞こえた。



「あ、、、ちょっと待ってて。」


純平が、電話から離れる。


ガタガタと変な音が聞こえ
そこからシーンとなった。


しばらくして
慌てた声で、純平が戻ってきた。


「ごめん、、、、


母親がさ、酔っ払って帰ってきて


暴れて困っててさ‥‥」


「大丈夫なの??」


「わかんない。


ごめん、一旦電話切るな。


時間かかりそうだから


折り返しできなかったらごめん。」



酔っ払って暴れているって、、、


一体、何があったのだろうか?



「いいよ、無理しないでね。」



複雑な純平の家庭内。



私の知らない何かが
まだ、あるのかもしれない‥‥と


電話を切ってからも
不安で落ち着かなかった。



時計を見ると
時刻は、深夜12時を過ぎていた。


純平が心配で
なかなか寝付けない


すると、しばらくして
外から、誰かの声が聞こえてきた。


そっとカーテン越しから覗くと
外で誰かが花火をしている。





雄大と‥諒太?


と、もう1人


誰ががいる。


こんな遅くに何故花火?


寝付けないのと
気になってしまい



そっと階段を降りて



様子を見にいった。






*

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