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ファーストタイム ③ (花エク)

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テーマ:小説 > 官能小説

2016/11/10 21:51:15

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『秘密を教えてあげますわーーーー』


あの時言った、未来のアンネの言葉。

俺は、それを支えに、前に進もうと思うんだ。











アンネは本当に可愛い。
もう、俺の心臓はいつも壊されるんじゃないかってぐらい、可愛過ぎて死にそうになる時がある。


例えば、こんな時…。


「も、もうっ!いい加減になさい!
ずっとくっ付いてなくったって良いでしょう?!」


俺がベッドの中で体を密着させていると、
俺の体の変化が恥ずかしくて耐え切れないのか、
顔を真っ赤に染めてベッドの端っこに逃げてしまったり。


また、ある時は…


「キ、キスなんかしませんわ!
イヤですから!!」


俺が外で自然に顔を寄せて口付け様とすると、
誰かに見られたら恥ずかしいのか、
全力で口を両手で塞がれて、阻止されたり。



今回のことも、そうだ。

「未来の俺って、どうだった?」

「ど、どうって…」

「カッコよかった?」

「…ええ、って、これ、
前にもお話しましたわよね?」

「もう一回聞きたかったから、聞いてるんだ」

「何回も言うのは恥ずかしいわ!」




これか。
未来のアンネが言ってた、

《究極に照れると逆の事を言うパターン、
更に、逃げるパターン》

ってヤツは。



聞けば内心はドキドキしていて、
俺の事を本気で大好きだと言っていたが…。
本当なのか?
信じがたいが……



とにかく。
俺は、そろそろ前に進みたかった。

俺の中で、アンネと身長が並んだ時、
本当の夫婦になりたいと思っていた。

それが、あと数センチの所まで来ている。



俺は、どう足掻いても、アンネの年齢には追いつけない。
一生、年下だ。

そのことが俺をいつもいつも苦しめていたし、
コンプレックスの1つになっていた。


だが、未来のアンネはそんな俺に、
希望を残すかの様にこう言ってくれたんだ。



『ハル、私はあなたの…
その真っ直ぐさ、年に似合わない包容力、
仕草、思考、外見…
全てに惹かれて止まないの。
あなたを手放したくなくて、
あなたに嫌われたくなくて、、
いつもそんな気持ちでいたの。
だから……
その時になったら、迷わず、あなたの物にして…」


私も、あなたと同じ気持ちだから…



そう言って、未来のアンネは抱き締めてくれたんだ。
まるで俺に、『頑張れ』と、励ます様に…

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