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切ない恋の物語 

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高校時代153

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/10 08:48:37

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私達はまだ

一線を越えてはいなかった。



純平は、女慣れしていて
正直、最初は手が早い人だな‥って 
思っていたけれど


恋愛初心者の私のペースに
合わせてくれて
私の心の準備が出来るまで
絶対に無理はしないと言っていた。






電車に乗り込むと
運良く、座席に座る事が出来た。


私の横に
ピタリと密着して座る彼。 


いつもと何も変わらないのに

さっきの彼の言葉が
グルグルと頭を巡り

彼の身体が触れる度に 
いつも以上にドキドキしてしまう。


彼は、そんな私の心の内を
知ってか知らずか

背もたれに寄りかかり
目を閉じて、黙っていた。


動揺しているのが
私だけというのが悔しくて


彼の鼻をふにっとつまむと


ちょっぴり息苦しそうな顔。


ぷっと笑うと
彼も目を開けて、笑い出した。


彼が私の手をとり
恋人繋ぎをして、膝の上に乗せる。


じんわり感じる温もりに
幸せを感じながら
彼の肩にもたれかかり
静かに目を閉じる。


「さっきの話だけどさ‥」


「うん?」


「俺‥ふざけて言ったんじゃないから。」


「‥‥‥‥‥‥‥‥うん」


「でも、無理はさせたくないから


嫌なら言えよ。」


「‥‥‥」


恥ずかしさのあまり
黙っている私の顔を
心配そうに覗き込む純平。


「‥‥‥‥大丈夫か?」


ウンウンと首を振る。



「‥‥‥‥もしかして、無理してる?」



慌てて首を振った。



「‥‥‥‥‥なら、いいけど‥‥


つか、何で喋らねぇんだよw」



顔を上げ、誤魔化すように
無理やり笑顔を作ると


「……変な顔してんなよw」


いつもの如く
ふにっと頬をつままれた。



にっこりと笑う彼の姿に


楽しみにしてくれているんだな…と
そんな風に思えて




恥ずかしいながらも


期待と不安で


胸が大きく高鳴った。






*

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