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【小説】ボク恋~カオル編~

性懲りもなくBLです。BLとは男と男が愛し合うことです。くれぐれもご注意ください。

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気が進まない【328】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/10 15:33:06

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★ボクはそれでも恋をする★       





ガクに隠れながらも、ポツポツと学生たちを
会話を交わすタクミ。
言葉に詰まったり、意味が解らない時はガクが
さりげなくフォローしてくれ、『大丈夫』と
背中を撫でてくれ、少し緊張がほぐれてきた。


「タクミ、飲み物持ってきてやろうか?」

「うんん、いらない。それよりボクから離れ
ないで」

「は?どうしたの?誘ってるの?」

「違うよ。まだ言葉が不安だから……だから」


ガクはクククっと喉を鳴らして笑う。


「じゃあ、一緒に行こうか」

「うん」


ガクはタクミの腰に手をそえ、ドリンクバーへ
向かった。


「何飲む?俺は……シャンパンだな」

「ボクはコーラ」

「はぁ?20歳すぎてんだろ、酒を飲め」

「ボク、弱いから」

「女子が飲むみたいな甘い奴なだいいだろ」

「少しなら」


ガクはタクミの為にオレンジ色をした、
カクテルの入ったグラスをとり、手渡した。


「2人の留学に乾杯」

「……ぱい」


グラスを軽くあて、口をつける。


「ん~!」

「?」

「ガクさん、これ美味しい」

「タクミンは女子力たけぇ~な~。そんな可愛い
顔して言うなよ」


ガクはタクミのはにかむ姿に、顔を赤らめた。


「女子力とか……嬉しくないし……」

「そっちはどんな味なの?」

「飲む?」


タクミがグラスを差し出すと、ガクはグラスを
受け取らず、タクミの手ごと掴み、口をつけた。


「ちょっ……」

「ん~~あめぇ~な~。返したいわ」


と、タクミに唇を近づける。


「返却禁止ですって!」








ちょっと時間は遡り……


シンも気の進まないウェルカムパーティーへ
引っ張ってこられていた。

会場内は人種のるつぼと化し、ワイワイと
盛り上がっていた。


〔シンはどんな娘が好みなんだい?〕

〔俺、恋人いますから〕

〔え?聞いてないよ、そんな話〕

〔禁断の恋ですから、ハハハ~〕

〔なんだよ、良家のお嬢様とか?ジャパニーズ
アニメチックなだぁ〕


ジョンはカラカラと笑い、シンの肩をポンと
叩き、女の子の集まるところへ行ってしまった。






△(-_-;)

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コメント2

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:5573866・2016/11/11

    ニノンさん

    切ない再開ですよ。
    でも、いい感じにしあげます。

  2. ニノンさん(99歳)ID:5571634・2016/11/10

    どきどき、どきどき…
    間もなく再会…
    あぁ、エリスさんに焦らされてる…(笑)

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