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【小説】ボク恋~カオル編~

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眉間のしわ【326】

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テーマ:小説 > BL

2016/11/10 15:29:26

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★ボクはそれでも恋をする★       





シン達は宿舎のコテージに入ると、すぐさま
トレーニングの為に着替えをする。


〔ジョン、今日の練習は何時に終わる?〕

〔珍しいな、シンが練習始まる前から終わる
時間を気にするなんて〕

〔そうか?移動が長くて疲れてんだよ〕

〔それなら俺もそうだけどな。軽く練習する
だけだから、2時間くらいで終わるだろ〕


シンは赤い髪の残像が残り、心穏やかで
なかった。

いつもならユウキにマッサージをしてもらい
疲れなど後に引かないシンだったが、遠征
ともなると、さすがにユウキを連れてくる
訳にもいかない。


〔あ~、腰いてぇ〕


軽くといっても、日本人のシンは全力で
挑まないと、アメリカ人に見劣りしてしまう。

練習が終わると、太陽が西に傾き、辺りを
赤く染め始める。


〔シン、今夜はウェルカムパティ―があるぞ。
こっちの女の子は可愛いからな〕

〔ふ~ん〕

〔今、ワールドステューデントトレードで
来てる海外の学生も参加するらしいから、
久しぶりに日本の奴と楽しめるんじゃないか〕

〔え?〕


シンの心臓が早鐘を打つ。


〔カジュアルなパーティーだから、楽しもうぜ〕

〔あ、ああ……〕


ウキウキするジョンとは対照的にシンの表情は
固く眉間にしわが寄っていた。





一方、タクミは…


ウェルカムパーティーの知らせをうけ、こちらも
眉間にしわが寄っていた。


「ボク、そういうの苦手だから、パス」

「は?そういう訳にはいかないだろう」

「どうして?」

「国際交流もこのプロジェクトの主旨なんだ
からさ」

「うげぇ」


部屋に戻ってきたタクミとガクは荷ほどきを
すませ、それぞれのスペースで休んでいる。


「ボクは研究のための交流以外はごめんだな」

「はぁ~。ダメダメ。俺がついててあげる
から、大丈夫だって」

「それが、疲れる」


タクミはプイっとそっぽを向いて、ベッドに
寝転がった。






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