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切ない恋の物語 

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高校時代152

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/11/08 21:38:44

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「ねぇ…


誕生日、何か欲しいものある?」


「何かって、プレゼント?」


「うん、そう。」


「そうだな~。」


しばらく考え込む純平。


「今、欲しいのは

新しいバッシュだけど…


まゆから貰うんだったら…

手作りのケーキとか欲しいな。」


「ケーキ?」


「ホールケーキってさ


作るの手間かかりそうじゃん。


そういうのって愛情こもってる感じで


嬉しいかなって。」



「へぇ~

何か、意外。


そういうの…


重たくて嫌いかと思ってた。」



「別にそれは

重いとは思わないけど、、、


でも俺、重い女好きだよ。」


「え?好きなの?」


「まぁ、自分が好きな女に限るだけど‥‥


なんか愛されてるな‥って


感じがしていい。」
 



予想外の彼の言葉に驚き

口をぽかんと開けてると

何、固まってんだよ!…と


頭を突かれた。





「それと‥‥あと、もう一つ。」

 


彼は私を見つめ、にっこりと微笑み

そっと耳元で囁いた。




《まゆが欲しい。》




ストレートな言葉に

鈍感な私でも

どういう意味なのかすぐにわかり 

恥ずかしくて、瞬時に顔が熱くなる。




多分…今…



耳まで真っ赤だ。





「露骨に反応すんなよw」


「……ゴメンナサイ‥‥」


「ダメだね。許さない。」


「え?」



私が困った顔をすると


ぷっと笑い出す純平



「もぅ~!!いじめないで!」



恥ずかしくて


彼の腕をバシバシ叩くと



「ほら、電車来るぞ!」



彼は、私の手をとった。


少し硬くて大きな手


ギュッと握り返すと


嬉しい気持ちが全身を駆け巡った。





*

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