シホとのんちゃん。

掴み所のないのんちゃんに振り回される毎日…でもHappy*

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すれ違う、3

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テーマ:家庭 > 夫婦生活

2016/11/08 11:35:45

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それからシホは、何を言ったって無駄なんだ、と諦めの境地に入った。
そこからのんちゃんに心を閉ざした。

のんちゃんがどんなに、

「今日何する予定なの?」
「今日は何をしてたの?」

と聞いてきても、決まってない、とか、学校行った。とか、簡潔に答えて、話が弾むことはなかった。
どうせ話が長くなったら、この間みたいにめんどくさくなって疲れるんでしょ?みたいに、意固地になっていた。
今思えば、もっと気持ちを伝えたらよかったのに…と思う。

日本に帰りたいなぁ。
家族や友達と沢山話したいなぁ。

いつもこんなことを思っていた。
こっそりお風呂で泣いたりした。

それでものんちゃんのための家事は怠らなかったし、困ったことがあっても、のんちゃんに頼らず一人で解決するように頑張った。
気持ちは落ち込んでいたけど、負担にはなりたくないというプライドだけはあったから。

そうこうしているうちに、のんちゃんのお店がオープンした。
滑り出しは上々で、かなり忙しい日々を送っていた。

1週間連続売り上げ達成したときに、祝勝会を開くことになったとご飯の時に言われる。

どうせまたお姉さんのお店に行くんでしょ、と思い、話を聞き流していた。

「シホちゃんも来るんだよ。
あの近所のイタリアンで祝勝会だからね。」

「え、私も…?」

「そうだよ。
店長の奥さんだからね!
今まで忙しくてロクに紹介できなかったけど、ようやく時間が出来たから。」

「そうなんだ…何にもしてないのに…私も祝勝会行っていいのかなぁ。」

「何もしてなくないよ…一番沢山頑張ってくれてたじゃん。」

「何を…。」

「…言い切れないくらい。
だから祝勝会に来るのは当然なんだよ。
シホちゃんが居なかったら、ここまで頑張れなかった。」

本当にそうかな。
何にもしてないないんだけどなぁ。
確かに2ヶ月頑張ってただけだけど、それは負担にならないように頑張ってただけで、お店の為にはならなかったと思うなぁ。

「来週の日曜日の閉店後だからね。
準備しておいてね。」

「うん、分かった…。」

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