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子供、時々… (花エク)

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/11/08 20:19:31

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ベッドの中で、ハルはゆっくりと
眠っているアンネを見つめていた。

今日は1日、悪魔退治と公務が入り、
アンネに会えなかった。

窓を見やっては、アンネの事を考えて、
考えを振り払いながら必死で仕事をこなした。


時刻はもう夜中の3時を過ぎていた。
メフィストへの対策で、結界を強める儀式を行っていたので、こんなに夜更けに忍び込む事になったが…


アンネの寝顔を見ながら、
ハルは嬉しい気持ちと切ない気持ちがない交ぜになって、
自分を襲ってくるのを感じていた。


アンネの柔らかい頬に触れて、
長い睫毛に触れて、
その艶やかな唇に触れて…
最後に、そっと口付けをする。


アンネは気付いていないが、
実は毎日キスをしている。

こんな事がもしバレたら、
烈火のごとく怒ったアンネから、
寝室の立入禁止で鍵までかけられそうだ。

だが、自分の触れたい欲に勝てずに、触れてしまうのだ。


アンネの横にそっと入って、
アンネの匂いに包まれると、
今日は、色んな感情がグルグルと渦巻いて、
眠るどころか目が冴えてきてしまった。


いつもは疲れて眠ってしまう事が多かったが、
今日はなんだか、いつもよりドキドキして眠れなかった。


「安心した顔して…」


ハルはそう呟くと、ゴソゴソとアンネのネグリジェのボタンに手をかけて、
1つ、2つ…と静かに外してみる。

アンネは、まだ起きない。
少しのイタズラのつもりが、
なんだか止まらなくなりそうで、
ハルはゴクリ…と喉を鳴らした。

胸の上部にメフィストの痣が広がっているが、
真っ白で柔らかそうな胸が、キャミソールの間から覗いて、ハルはドキリとする。

未だ、直接その手で感触を楽しんだことのない、
アンネの体。
顔を埋めて眠ることは多々あるが、
手で触れてしまうのはまだ早い気がして(アンネが)
触れていなかったのだ。


ドキドキして、
触れようと、手を伸ばしたその時だったーーー


「ハル……
好…き、、、」


「………っっ…!」


アンネが寝言で、自分の名を呼んだ事に、
驚いたハルは思わずパッとアンネから離れた。



ドクッ、ドクッ、ドクッ…

待て待て待て、
俺は一度だって、好きなんて聞いた事ないぞ?!

逸る気持ちとは裏腹に、
いつもいつも自分ばかりがアンネを想っていたと思っていたので、
予想外の寝言に思考回路が付いてこない。


「ん…ハル…?
ほら…きて、寝ましょ…」

「おっ、わっ!」


アンネが寝惚け眼で、あっという間にハルを抱き込むと、布団をかけて、
ポン、ポンと肩を優しくあやす様に撫でる。

そのまま、幸せそうにスーーッと眠ってしまった。


「…ちぇっ、またこのパターンかよ…」


ハルは悔しくなって、
アンネの胸元にそっと唇を寄せると、
一部を強く吸い上げた。


目の前には、小さな赤い花びらが、
白い胸に浮き出ている。


「今はこれぐらいで許してやるよ、アンネ」


今に見てろよ。
俺と一緒にいて、安心した顔で寝かせないからな。


ハルはゆっくり目を閉じると、
いつかアンネと1つになれることを想像しながら、
眠りについたのだったーーーーー。










もちろん。

その日の朝、キスマークに気付いたアンネに、
ハルが鞭でお仕置きされたのは言うまでもない。


fin

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