好きな人

過去のキラキラしてた頃を振り返ってます。

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2016/10/30 10:55:46

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首に腕をかけて
ぎゅってした。
案外顔近くて匂いとか息とか体温まですごく伝わってきてドキドキしてしまった。
心臓の鼓動の速さが聞こえなかったか不安で
離れてからも顔が見れなかった。

時間なんか覚えてないけど…たしか5秒なかったくらい。


「ほら、もーいいでしょ」
「…あゆいい匂いする」

嬉しそうにこっち見て笑うから、複雑。
マジでバカなやつだけど、笑顔はかわいいんだなって今気付く。


「返してあげるから、ここ、おいで」

指定されたのは、ユウキの脚の間、っていうのかな。
体育座りしてる脚の脚の間。
なんだかもう真顔で言うから、断るのもばからしくって、あたしもすぐ教科書を持ってきて座った。


「変なこと考えないでよ!」
「ん?考えてないよ〜」

ふざけた感じで返してくるあたり怪しい。
ユウキはあたしのお腹に手を回して、一緒に勉強し始めた。
ユウキはバカだけど、頭は良い。
バカなのは考えてることとすることがバカなだけ。

だからムカつくことに、勉強は教えてもらってる。


「お前それはどう考えてもCだろ」
「も~わかんない!」
「心配だなまったく…」

ユウキがそっぽを向いて携帯をいじり始めたのであたしは1人で教科書を読む。
ユウキの片腕はおなかに巻きついたまま。

おなかの肉増えてきたからあんま触られたくないなあ…


「あゆちゃ~〜ん♡」
「なになに!」

ユウキの癖、急にテンション変わってだる絡みしてくる。
前触れがなさすぎて準備できなくてすごく困る。
さっきよりも強くぎゅって、してきた。


あたし、もうこの時ユウキのこと好きだったんだと思う。
付き合ってもないのに距離が近すぎても、友達同士のスキンシップって自分で思ってたし
離れたいって思わなかったから。

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