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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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お話が…その2【292】

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テーマ:小説 > BL

2016/10/20 00:25:21

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★ボクはそれでも恋をする★       






「すみません、ちょっとお話があるんですが
今、いいですか?」

「申し訳ありませんが、洗車を時間までに
すませないといけませんので……」

「洗車しながらで構いませんから」

「それなら」


と、黒田はまたホースを持ち、水を出し始めた。


「ハジメ君の事なんです。黒田さんはハジメ君
のお父さんが学校へ問い合わせたことご存じ
ですよね」

「は、はい」

「学校側はなんて言ってたんですか?」

「そ、それは」


言えない……といわんばかりに、水圧をあげる。


「もしかして、ボクが絡んでます?」


シャーーー!←心の動揺


水があらぬ方向へ飛んだ。


「そうなんですね。ボクとの事が部員に
知れて、からかわれてケンカになった」


シャーーーー!←心の……


「普通のケンカじゃなくて、大勢相手の」


シャーーー!←ここ……


「それでお父さんが怒って……」

「いいえ、そこは違います」

「へ?」

「ハジメ坊ちゃんは確かにからかわれてケンカ
をなさいました。が、部員のみなさんは坊ちゃん
の事を理解して下さいました。
全力でぶつかって、自分で道を切り開かれた
んです。この事は旦那様とわたくししか知りません」


黒田は水を止めホースを横へ置き、クロスで
水滴を拭き始めた。


「旦那様はいじめなら、今後の寄付はいっさい
しないと息巻いておられましたが、バスケット
部の顧問の話を聞いて、納得されておりました」


タクミは緊張で力の入っていた肩をストンと
おとした。


「しかし」

「(ギクッ)」

「梶さまの事は憤りしか感じないと……」

「ですよね」


タクミはバケツにかかっているもう1枚の
クロスを手にとり、黒田と反対側のボディー
を拭き始めた。


「梶さま。わたくしはハジメ坊ちゃんにしろ、
リキさまにしろ、梶さまがいらっしゃってくれ
て、感謝しております」



洗車が終わり、タクミは黒田にお礼を告げ、
屋敷へ戻っていった。






△(´・ω・`)23

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