七色の恋~赤い糸、結びました

ナナコの恋の物語

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orange29*お家

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2016/10/20 00:08:37

  • 117

古い一軒家のダイの家には
 
吠える気は全くなさそうな
 
白いワンちゃんが
 
玄関でうずくまって寝ていた。
 
 
 
「お邪魔しまーす」と
 
皆はそのワンちゃんを跨いで
 
次々と入って行く。
 
 
 
私もそっと避けて
 
中へと入った。
 
 
 
すぐの部屋が居間になっていて
 
コタツが真ん中に鎮座している。
 
 
 
「適当に座って」と言われ
 
キイの隣に並んで座った。
 
 
 
反対隣り直角に結城先輩が座る。
 
 
 
狭いコタツに六人が入っているせいで
 
中で足がぶつかる。
 
 
 
正座している私の足と
 
あぐらをかいている結城先輩の足は
 
くっついたままで
 
おにぎりは何を食べているのか
 
味なんてわからなかった。
 
 
 
その様子を見兼ねたのか
 
ダイは食べ終えるとすぐに
 
「ナナ、ちょっとコッチ来て」と
 
手招きした。
 
 
 
ふすまを開けて隣の部屋が
 
ダイの部屋だった。
 
 
 
勉強机の上にはパソコンがあって
 
机の隣の大きな本棚には
 
ギッシリと本が詰まっている。
 
 
 
ダイは机の前の椅子に座ると
 
引き出しからA4の紙の束を取り出した。
 
 
 
「ナナ、読んで」
 
 
 
私は紙の束を受け取って
 
ベッドの端に腰掛けた。
 
 
 
【(仮)ササヤカな恋】
 
 
 
一人の女子高生の恋模様が
 
甘く切なく綴られていた。










tbc

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