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しのぶ

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809 ムズムズ

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テーマ:雑感 > 人間関係

2016/10/19 23:40:02

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『すみません。お待たせして。』

『いいえ、急にお邪魔して、こちらこそすみません。』

『夫が戻り次第、家にお連れしますので、少しお待ちくださいね。』

洋平にはあらましを伝えておいた。急いで帰ると返事が返っている。

『あのう‥‥‥‥‥‥』

『はい、なんでしょうか?』

『ご主人とカヨコはやっぱり、あの店で‥‥‥』

と言う事はカヨコの職場は知ってると言うことか。

『はい、お付き合いやら何やらで、カヨコさんにはお世話になっているようです。』

『奥さん、ご主人があんな店に行くのは‥‥‥‥』

なんとも聞きにくそうに言う。いいイメージがないのか。

『お母さん、あの店では、ほとんどのお客は男の人なんですけどね、ストレスを発散したり、仕事の愚痴を言って、また頑張ろうって、そう思えるように、カヨコさんたちが励ましたりしてくれるところなんですよ。
家では一家の主人はなかなか愚痴を言ったりはできませんからね。』

『奥さんは、若くて綺麗な服を着た女に、ご主人が、その‥‥‥‥‥‥‥あ、奥さんはおきれいですよ、まだお若いし。』

ああ、そうか、この母親は、娘の職業をよくは思っていない。

『そうですね、私も女ですからね、毎晩通われたり、そう、のめり込まれたら嫌ですよ。
でもみんな仕事なんです。会社や、病院の受付の方が、笑顔で接してくれるのと、そんなに変わりはないんじゃないですか。気分良く呑ませて、他愛もない話して、それで終わりですよ。
今の女性はみんな強いですからね、ブロを意識して、頑張ってると思います。』

自分で言っていて、なんだか背中がムズムズする。まるきり嘘を言ってるつもりはないけれど、少し美化し過ぎ?

『では、ご主人に迷惑をかけてはいないんですね。』

『もちろんですよ。それにカヨコさんは、もう辞めたんですよ。』

『辞めた?』

『昼間の仕事を探して、こちらに見えたんです。』

『そうだったんですか。何しろ気が強くて、直ぐにカッカして、兄嫁とも折り合いが悪かったんで、心配で。
でもお宅にはやっぱり、迷惑でした。すみません。
お父ちゃんが亡くなってるのに、わかってるのかどうか、あの馬鹿は。』

その馬鹿という言葉に、親の気持ちが凝縮されているように聴こえて、親はみんな同じだと思えた。
カヨコ、今から行くよ。どんな顔をするんだろうね。

いい結果になってくれたらいいけど、最悪もあるかもしれなくて、そうなったら、猛禽、全部あんたのせいにしてあげる。

ああ、ムズムズ。


洋平が帰ってきた。

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