七色の恋~赤い糸、結びました

ナナコの恋の物語

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orange28*手

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2016/10/19 18:20:59

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お化け屋敷の出口手前で
 
結城先輩は手を離した。
 
 
 
肩に大きな手の感触が残っていて
 
心臓は鳴り止まない。
 
 
 
「遅かったね」
 
 
 
キイに言われて
 
ドキリとする。
 
 
 
「そ、そうかな?」
 
 
 
ダイの方を見る勇気はない。
 
 
 
「結構怖かったよね」
 
「あの最初の生首がさ~」
 
「俺は横から風が出てくるのが……」
 
 
 
口々に感想を言い合いながら
 
すぐ隣のゲームセンターへと
 
移動した。
 
 
 
男の子たちがゲームするのを見たり
 
プリクラを撮ったり
 
とても楽しくて
 
私も打ち解けてきた気がする。
 
 
 
「昼飯はコンビニで買って俺ん家で食う?」
 
 
 
ダイの提案に皆が賛成したが
 
いくらなんでも私が行くのは
 
図々しく感じる。
 
 
 
「私もお邪魔していいの?」
 
 
 
「当たり前じゃん。ナナだけ違うとこで食べんの?(笑)」
 
 
 
「いえ、一緒に食べたい……です」
 
 
 
「俺ん家誰もいないから遠慮しないで」
 
 
 
「あ、そうなんだ」
 
 
 
共働きの両親と社会人のお姉さんは
 
いつも帰ってくるのが遅いらしい。
 
 
 
駅と学校の中間地点あたりの
 
ダイの家までは徒歩十分くらい。
 
 
 
途中のコンビニで
 
お弁当やおにぎり、お菓子とジュースを
 
それぞれ買って行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
tbc

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