バイセクシャル恋愛日記その2

Side K

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テーマ:恋愛 > 同性愛

2016/10/20 08:13:06

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全裸で分娩台みたいな所に拘束されて、2mくらいの距離からあの夫婦がこっちを見ている。

レイコ先生は老婆のようになって泣いていて、この間会ったままの、顔色の悪いアントニオが絶望的な顔をして彼女の肩を抱いていた。

『放せよ!』

「ダメだよ。君はここを抜け出して警察に行くつもりだろ」

腕には点滴が刺さっている。

『行かないから!絶対に行かないから帰してくれ!』

「ダメだよ。もう戻れないんだ。」

『戻れよ!!』

レイコ先生が注射器をアントニオに手渡し、彼がそれを持って近づいてくる。

『止めろ!!ホントにやめろ!!』

絶対に殺される。やばい!やばい!

『やめろーーー!!!』

叫びながら目が覚めた。

心臓がバクバクいっている。

「ケイ……大丈夫?」

同じベッドで寝ていたユミが心配そうにのぞき込んだ。

『はぁ……夢か……よかった』

「怖い夢みたの?」

『うん。』

ユミが目元を拭ってくれて、涙が流れていることにきづいた。

「よしよし」

抱きしめると、ほっと安心した。
この間奴にあったことが、こんなにも精神的負担になっているのか。

もうずっと昔の事なのに。

『ねぇ。ユミはさ。自分が思ってたのと違う人間だったとわかったらどうするかな。嫌いになる?』

「ならないよ」

『即答だね。』

「ケイは私を好きでしょ?」

『もちろん』

「ならそれだけで充分だよ。」

『じゃあさ。例えば、例えばだよ。昔AVに出てたとかだったら?うんとエグいやつ。』

撮影されてたのだ、あながち遠くもない。

「とりあえず観る!」

『見るのかよ(笑)』

「それでね。お金借りて、全国回って回収する!」

『ええーーー!まじか。嫌いになったりしないの?』

「しないよ。だって、好きだもん」

『本当かな』

本当かな。あの事がバレても嫌われないだろうか。

「じゃあさ。もしも私がAVに出てたらどうするの?」

『うーーん。あんま想像したくないよ……』

想像はしたくないし辛すぎてできない。だけど、嫌いになったりはやっぱりできないだろう。

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