わたしたちの罪と罰

年の差カップル。2人が恋に堕ちてから心変わり悩み中の現在まで綴っていきます。

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テーマ:小説 > 男女関係

2016/10/18 23:14:32

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彼は、日増しに私への感情を抑えきれなくなっていたけど、その反面、女性の存在で安定を保とうとする彼の本能は、年相応の彼女を作った。

彼は女ウケもよく、よくモテるので、彼女を作ることに時間も手間も必要とはしない。
彼は施設生活を送っているにも関わらず、彼をモノにしたい若い女の子達は、彼の周りにたくさんいる。

私は、彼を愛しく思う気持ちは芽生えていたが、彼のためを思うと、私を選ばない方がいい。それにまず、私は施設の職員であり、彼は入所している利用者であることを肝に銘じていた。

彼は、とても魅力的で、年齢幅広く女性に好かれるタイプである。
そんな彼からのアプローチに、私は嫌な気分にはなっていなかった事は確かだった。

そこに心の隙間が出来ていたのかも知れない。


彼から私へのアプローチは、日増しにエスカレートしていった。

彼女を泣かせる真似をするな。
彼女を大切にしろ。

私は、彼に説教をしていた。


彼は、彼女への気持ちより私への気持ちが大きい事を毎日伝えてくれてたっけ。

いけないことでも、今思うと、懐かしい。


彼の強く深い愛で、知らず知らずのうちに私の心を動かしていたんだ。
そして、彼が私を誰よりも必要とする事が、私を、ひとりの人間として安定させていたんだ。

私は何も強くなかったんだ。

私は、弱い弱い心に鎧を着せていただけで、その鎧を彼が自然にとっていってたんだ。


気がつけば、彼に対する愛情が定着していた。


冷たく評価すれば、私が単純なだけ。
求められ、必要とされ、喜んで浮かれてしまった私がバカなたけ。

そう分かっていても、私の弱い心は自然に彼を求めていたんだろう。


彼と私の間にある壁が少しづつ崩れ始めた。



そんなある日、遂に彼が豹変した。

周りに誰もいない時、彼の表情は険しく変わっていた。
強引に私を押し倒し、腰の上に股がり、身動きがとれないように両腕を押さえつけられキスをされた。

体を必死で動かして、キスされないように首を振っていたけど、あっという間に、私の唇は彼の唇で塞がれた。

若い彼の力は、簡単に私の抵抗を封じ込めた。


こんなことしてはダメだ!と思い、必死で抵抗していた私なのに、激しくも優しい彼の拘束とキスに、私は次第に溺れていってしまった。


そして、ふたりの今までの関係は決壊した。


ここから、壮絶な闘いが待ち受けているとも知らずに、目の前の快楽へと誘われていってしまったのである。

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