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カッコいいけど、恋には臆病な十和。ガサツで女の子らしくない一瑚。 双子の恋愛模様

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side Towa #42

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テーマ:小説 > 恋愛

2016/10/18 13:59:09

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このあと。蘭さんが、凜さんと大津さんを連れて、
ここに来ることになってる。

そこで、、蘭さんが大津さんに
僕が好きになった、と宣言し、彼に別れを告げるという筋書き。

出たとこ勝負だし、うまく行くかなんてわからない。

こんな小芝居打つより、蘭さん自身の本当に気持ちを、
凜さんや大津さんに伝えて、
それでどうすればいいか、3人で決めた方がいいに決まってる。


「そんなことしたら、大津さんとは完全にダメになるよ?
…いいの?」

一応、僕も反論は試みてみたけれど。


「自分のお姉にコクってた人と、
あんたこの先、何もなかったカオして付き合える?」

…うん。それはそうですね。


誤解や行き違いがあるのかもしれないのに、
蘭さんはそう言った可能性すべてに目を背けてる。

…まだ、好きなくせに。




僕と蘭さんの間で交わされた裏取引。
カコに詳しく事情を説明してると、またややこしくなりそうだから。

「僕は、海斗と適当に回るつもり。
抜けた分、もう少しここ手伝ってから、合流するから、
カコは気にしないで、一瑚のとこ、行って来いよ」

口から出まかせ並べて、カコをこの場から、遠ざけた。

『そんなに忙しくなかったよ』
カコのセリフは、さぼってた僕を庇うものだったみたいで、
並べてあったマカロンは、かなり数が減っている。

陳列台にしてるテーブルの下のダンボールに入れてあったストックも、
かなり少なくなってきていた。


「まだ、家庭科室に在庫あったっけ」
「明日用にとっておくんじゃなかったでしたっけ」
「そっか」

じゃあ、しょうがないか。
売り切っちゃったら、本日は完売の札出して店じまいでいいのかな。

陳列台の下のダンボールに入ってた分も、全部並べた時だった。


「それ、ひとつください」

まだ、僕が手を離さないうちに、並べていた袋に手を伸ばしてきた人がいた。


「蘭さん…」

だけじゃない。彼女の右斜め後ろに凜さんと大津さんもいた。

うわ、いよいよ作戦開始? うまく出来る気がしない…。

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コメント1

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  1. モモさん(36歳)ID:5433230・10/18

    そーだよね、三人で話し合えばいいのに。
    なんか私もモヤモヤするー
    ( ノД`)…

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