エリさんのブログ

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4月の庭木

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テーマ:小説 > 短編

2016/10/18 02:44:33

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妊娠をし臨月なる事に俺らは引越しをする。
広い二世帯住宅の一部屋を親戚から間借りする事になったのだ。

それまで普通の戸建てで、4世帯が暮らす家だったがため窮屈な思いさせていた

しかし…妻となった彼女と俺を悩ますことが出てきた。
古く、広い二世帯に間借りすることなった俺ら、家の状況的が思った以上に痛んでいたのだ。

ドアノブは脆くすぐに取れてしまい、家の土壁はボロボロと崩れやすく、いつも床はざらつく。
床は撓み、歩けばギシギシ言う。
そんな中体調も悪い臨月だというのに、妻は自分たちで壁を漆喰に塗り直したいと目を輝かし、
俺や息子の手形を壁に残すんだと嬉々と話してる。
落ち着いたらな!となど言えば、うずうずするのかずっと色々と調べ上げていた。

家のハード面以外に人との関係にも多少トラブルがあった。
二階が生活スペース、つまり…プライベート空間であるが、
妻が着替えたり汗かいて体を拭いたり、寝てたりする時予告なく叔父が二階に来て
ノックなし、何も言わず行っては妻のいる部屋に開けたりするものだから…
何度か妻は、あせって着替えたりとヒヤリとしてたらしい。
注意しても治らず…で
しかも話しかけたりしたいのかわからないが
妻がキッチンに立てば、今までのんびりソファーで横になっていたのに
真後ろに何も言わず立ち妻のうしろをついてく様子に…彼女は怯えるようだった。
悪さはしないだろうけど…と言いつつも…怖いと泣く。

叔父の行動によってptsdのフラッシュバックすら起きることもあり
一番の要因はストーカーしていた男の体格と、雰囲気に似ているからでもあるが…

とりあえず常識なしと言わないが、俺が着替えてるの見られてもいいが相手は妻であり
叔父には男性に対し恐怖心抱くことが多いこと伝えてるはずなのに。
配慮のなさに呆れるしかなかった、叔父の母親に当たる祖母は叔父は病気でそんなこと考える余裕がないんだよとしか言わない。

そんな状況で妻は妊娠中の体調が悪い時でも散歩などしたがる。
叔父から逃げるように…だった。

ストレスが溜まるのだろう…そうは思う。

そんな中叔父はおれにぽつんと呟いた。
俺が羨ましいと…
叔父の一言はきっと別れた奥さんだった人のことだろう…
何が原因で別れたかまでは知らないがきっと叔父は妻を自分の元妻と重ねてるような気がした。

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