エリさんのブログ

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4月の庭木(続き)

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テーマ:小説 > 短編

2016/10/18 01:33:37

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何が起ころうと彼女を受け入れよう思えた。
結婚は書類を交わしただけ。
ストーカどもから怯える彼女を支えるのに必死だった。

結婚してすぐ子供がお腹にいることが発覚、
ストーカの子か俺の子かわからないから降ろすか悩んでる彼女
普通なら下ろせ言うはずでも、
彼女は前の男との間に水子なったこのせいで今回堕ろせば子供を産めなくなる可能性が出てくることすらあることを話す。

俺の子であることを信じ、産んで欲しいと俺は伝えた。
彼女との子どもが欲しかったから、それに俺の子でもある可能性だってある。
家族が増えたこと、喜ぼうと…

それでもか、やはり彼女はもの凄く悩んで、心身ともに苦しみつつも
子供を愛していた。

たまに酷い時一時的に記憶が吹っ飛び俺すら、子供のことすら認知せず怯えることも有るが
落ち着いてくれば戻るのでサポートがなんとかでき、産科と精神科に連れて行く日々だった。
初めて行った精神科の検査はptsdの中度…思ったよりも酷い結果だった。

医師の話をよく聞き、今後とも治療続けようとの話。
頻回に来るべきとも言われた。

たくさん言いたいこと有るが彼女の病の上で仕方ないことが多く
俺を悩ます言動すら覚えてないことも…ある。

そんな状態で、彼女から万が一の死後のことが携帯にpdfで、来たのだ
火葬後4月に咲く花の木下に灰をまいて欲しい。
若くして正気失い幼い息子見れなくなったらその時はおねがいなど…

まだ結婚して一年もしてないのにそんなことを話す。
彼女は心の傷が癒えない限り消えない不安があるのだと…話した直後のものだった。
彼女にとって俺は…家族でずっといる存在なのだろう。
精神科などの医師たち曰くこれ以上のない位信頼され、甘えたりしてると言う。

自分の弟や叔父にも震えることあっても俺の側から離れなければ平気。
1人でいることが苦手で、仕事で出勤間際不安そうにする。
些細なことで有るがたまにメモを添えた彼女から無糖コーヒーを淹れ、ほろ苦いチョコレートのお菓子くれることがある。
疲れた体をマッサージしでくれたりする。彼女なりにできることをやり俺をサポートしてくれること心からほっとする。
愛おしいと思える、愛されてると思える行動だった。

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