Hypnotic

17歳の寄り道。

  • 記事数 246
  • 読者 1668
  • 昨日のアクセス数 2328

2016/10/15 21:25:39

  • 111
  • 0

「誰か、いる…」

浅野君にしがみつくと、浅野君は動きを止め、息を潜めて窓の方を見る。
授業中だから、生徒が廊下を歩くことはまずない。


「いるな…先生かな。村上に見つかったらやべーな」

私は腰を浮かせて、今の騒動で硬さが和らいだ浅野君のものをぬぽっと抜き、パンティーとジャージを上げた。

「びっちょびちょなんだけど」と文句を言いながら、浅野君もジャージを上げる。


そして、廊下をそっと覗くと、そこには誰もいなくて、二人で廊下に出る。
教室の前は階段があったので、他のクラスの前を通らずに済む。
私たちは、念のため姿勢を低くして階段の踊り場へ出た。

「これからどーすっかなー、俺もう体育出る気ねぇけど」

「私もないよ…ひとりで怒られたくないよ」

「ふははっ。だよな~。藤田、女にも容赦ねぇもんな」

さっきまであんなにエロいことをしていたのに、気さくに話す浅野君に、ふふっと笑った。

すると、私の指をぎゅ、と握ってくる。
が、浅野君はまるで何もないようなそぶりを見せる。

「天文部の部室開いてねぇかな…」

「そこで時間終わるまで過ごす?」

「そーだな。そうしよ」


浅野君が走り出したので、私も走る。
部室は当然と言えば当然なのだが開いていなくて、撃沈した。

「体育館の裏行こっか。草むらになってるとこ。今はないみたいだけど、昔は生徒の隠れ喫煙所だったらしい」

「わ~、時代だね~。不良の元たまり場?」


運動場で体育をしている人たちに見つからないように走り、体育館裏まで来た。田舎の高校なので、広い敷地だ。

何段か下るような段差があり、そこに下りてしまうと周りから全く見えない、死角になる場所を見つけた。


「秘密基地みたいだね」

「そーだな、ガキん時ならもっとはしゃいでたかなー」

と、現不良の浅野君はいひひと笑って、段差に腰掛けた。


「碧、来て」

ずっと前から碧と呼んでいたかのように、自然に呼ぶなぁと感じた。

浅野君の前に立ったら、私の胸に顔を埋めて、ぎゅうと抱きしめてきた。

同じテーマの記事

コメント0

しおりをはさむ

関連するブログ記事

  1. 83

    10/23

    部活が終わって、下校することになった。村上先生は、副部長が...

    Hypnotic

    • 148
    • 0
  2. そう言いながらも浅野は、2年になってすぐ天文部に入った。根...

    Hypnotic

    • 141
    • 2
  1. 「つーかセンセー、こんな状況でよく笑えるな…」何か言い返...

    Hypnotic

    • 194
    • 0
  2. 24

    10/11

    「先生、私も天文部入る。今日お母さんに署名してもらって明日入...

    Hypnotic

    • 111
    • 0

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

1/24 編集部Pick up!!

  1. 夫が部下と浮気していて絶望感
  2. 宗教の理由で彼両親が結婚に反対
  3. スーパー店員のある行動に愕然

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3