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【小説】ボク恋~大学生編~(BL*R18)

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はぁ?【286】

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テーマ:小説 > BL

2016/10/17 11:48:22

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★ボクはそれでも恋をする★       





部屋に入るなり、ハジメがギュウギュウと
抱き着いてくる。


「くっ、くっ、苦しいよ」

「タクミ先生が枯渇してるんだもん」


しばらくはじっと抱かれていたが、離れる
気配がないので、ハジメの胸をそっと押し
返した。


「充電終わり」

「えぇ~~~もっとぉ~~~」

「過充電はバッテリーの寿命を縮めます」

「俺はスマホかよぉ~」


ハジメは不満たっぷりの顔で、タクミから
離れた。タクミは受験に向けての傾向と対策
を加味した、授業スケジュールを渡す。


「はい、この通りじゃなくてもいいけど、
これからは応用問題を集中的にやって、
後は過去問を手あたり次第につぶして行き
ましょう」

「もう、勉強モードなんだ」

「当たりまえです。体操でもする?」



♪ 受験生が頑張ることは~~~勉強!
 当たりまえ体操~~←判る人はご唱和下さい。



「もぉ~、タクミ先生、これ見ても言える?」


と、夏期講習でのテストと全国模試の結果を
見せる。


「………おぉ!」

「ふふ~ん♪」

「伏見経済大学 A判定。鳥羽経済大学 A判定
油小路経済大学……B判定!?」

「どうよ」


タクミはガクッとうなだれた。
夏期講習のテストは申し分ない結果だが、
B判定が腑に落ちない。


「ん~、油小路だけBか……」

「でも、俺。頑張ったよね」

「まぁ……」


タクミの予定では油小路もA判定のはずだった。


「ねぇ、ちゃんと復習した?」

「もち………ろん」

「ホント?」


ハジメの顔を覗き込む。
目を逸らせてから、バツの悪そうな顔をした。


「すみません。部活に戻ってました」

「え?」

「やっぱり、バスケがやりたくて、県大会に
出たくて、合宿に参加しました」


タクミはフッと笑い、自分の目の前にある
つむじをげんこつでグリグリする。


「判るよ、その気持ち。それならそうと、ボクに
言って欲しかったな。部活は今しかできないから。
それなりに課題も考えることだって、できたん
だからね」

「ほんんんっとに、すみません」

「謝る必要なんてないさ。これから、頑張ろ」

「はいっ」






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コメント1

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  1. ☆エリス☆さん(36歳)ID:5436610・10/18

    マイコさん

    これぞたっくんの真骨頂
    ですわ。むふふ~♪

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