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【小説】ボク恋~完結編~(BL*R18)

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いらなぁ~い【285】

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テーマ:小説 > BL

2016/10/17 11:45:27

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★ボクはそれでも恋をする★       





タクミはカオルのおかげで、予定の新幹線に
余裕を持って乗った。
席につき、もらった紙袋を開けると、手作りの
サンドイッチと栄養ドリンクが入っていた。


「カオルさん、作ってくれたんだ」


野菜がたっぷりはいったサンドイッチを平らげ、
ドリンクも一気に飲み干す。包んであったラップ
を紙袋に入れようとすると、小さなメモが入って
いるのに気づいた。


「ん?手紙?」


Love butterfly のロゴは入ったメモ用紙に、
カオルの几帳面な文字が並んでいる。


『タクミへ。これから毎週送ってやるから、
マンションの前で待っていろ。それと、お土産の
お守り、ありがとう。  カオル』


と書いてあった。


……カオルさんだって、お店とか忙しいのに、
  いいのかな。お守り喜んでもらえて嬉しいな。
  

タクミはメモを手帳に挟み、大事にカバンへ
しまった。そして、カオルにお礼のメールを
送った。





原田家


大きな門をくぐり、屋敷への小道を歩いて
いると、ハジメが息を切らせて走ってきた。


「タクミせんせ~~~~!!」

「久しぶり」


ぴょ~んと、飛びついてくる。タクミより
大きいハジメを受け止めるには全力が必要
だった。


「淋しかった。早くあ"びだがっだ~~~~~」

「ちょっと、泣いてるのぉ?」

「だっで~~~」


大きな背中を抱きしめて、トントントンとする。


「フフフ、まずは中に入ろう」

「すぐに俺の部屋へ行こうね」

「いや、まずは……」

「だめ~~俺の部屋!」


タクミの警戒レベルが3に上がった。


玄関から中へ入ると執事の黒田と家政婦の
市原が出迎えてくれる。


「いらっしゃいませ、梶さま」

「また、お世話になります」

「お茶の用意がございます、サロンへ……」

「そうでs………」


ニッコリ返事をして、サロンへ案内されようと
すると、ハジメに腕を引かれ、あれよあれよと
部屋へ連れていかれた。


「あらら、お茶はハジメ坊ちゃんの部屋へ
お持ちします」


ハジメが階段の途中で振り返る。


「市原さん、お茶はいらなぁ~~~い」


タクミ  ( ゚◇ ゚)ピャッ








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